今回は、いろんなものを壁や窓にくっつける為の吸盤の吸着力を復活させる3つの方法をご紹介します。
どの方法も簡単で5分以内で出来ちゃいます。
私たちも車中泊をする際の窓の目隠しをつけるのに、吸盤を使用していますが、ずっと使っているとすぐに外れてきたり、朝起きると外れていたりとなかなかのストレスになります。
『吸盤のくっつきが悪くなった』『つけてもすぐ外れちゃう』とお困りの方はぜひ、ご覧ください。
吸盤はなぜ、外れてしまうのか?

正直、難しいことはわかりませんが、吸盤を面に押し付けて、吸盤が面にピタッとくっついて、吸盤内の空気を外に出し、吸盤のお椀型の部分を真空にすることでまどにくっついています。
なので、お椀型の部分が変形したり、壁や窓などの面にピタッとくっつかない状況になると外れてしまいます。
外れないように復活させるには、変形を直してあげるか、ピタッと密着するようにしてあげれば良いのです。

※私たちが使っていた吸盤は写真の様に、本来お椀型である部分がペタッと平面になっていました。
これでは、くっつきにくいのも納得です。
吸盤の吸着力復活方法①『熱湯に1分間浸ける』
まず1つ目の変形した吸盤を復活させる方法は『熱湯に1分間浸ける』です。
お鍋と水とコンロとお箸を用意しましょう。
手順1.
お鍋に、吸盤がつかる程度の水を入れ、沸騰させます。

手順2.
水が沸騰したら、変形した吸盤を入れて1分間待ちます。

手順3.
1分経過したら、お箸を使って鍋から吸盤を取り出します。
手順4.
取り出した吸盤を拭いて、確認してみると変形が直ってお椀型に戻っています!

※写真左『変形している吸盤』 写真右『熱湯から取り出した吸盤』
この方法は、水を沸騰させる時間が必要ですが、もの凄く簡単に変形が直せるのでおすすめです。
※熱湯には注意しましょう。
吸盤の吸着力復活方法②『レンジでチンする』
2つ目の方法はレンジでチンです。
耐熱容器とお水とレンジを用意しましょう。
手順1.
耐熱容器に吸盤が浸かるくらいの水を入れます。

手順2.
吸盤を容器に入れて、水に浸からせてレンジにいれます。

手順3.
レンジでチンします。(電力にもよりますが、私たちは500Wで1分30秒チンしました)

手順4.
取り出した吸盤を拭いて、確認してみると変形が直っています。

※私たちがチンした時は、期待通りの形にはなりませんでした。レンジの電力とチンする時間の工夫が必要であると思います。
吸盤の吸着力復活方法③『ハンドクリームをつける』
3つ目の方法は、変形を直す方法ではなく、吸盤と接地面の密着力をあげて、吸着力をあげる方法です。
ハンドクリームと吸盤を用意しましょう。
手順1.
ハンドクリームをごく少量指につける。

手順2.
指につけたハンドクリームを吸盤の接地面へ塗る

手順3.
吸盤の接地面がなめらかになり、吸着力アップ!

原理としては、使い古してカサカサになった吸盤の接地面にハンドクリームを塗ることにより、潤いが生まれて密着力があがり、吸着しやすくなるということみたいです。
たしかに、かなり密着するようになり、なかなか取れなくなりました。
車中泊先などでレンジや熱湯が用意できない時の、緊急用の方法としてかなりおすすめです。
吸盤の吸着力復活させる3つの方法を試した結果
私たちが実際に3つの方法を試した結果、変形を直すのであれば、熱湯で1分浸すという方法が一番効果的であるとわかりました。
ぺったんこだった吸盤も、こんなにもお椀型であったのかと思うくらい元通りになりました。
用意する物も家庭に必ずあるものばかりであり、水を沸騰させるという簡単なやり方で期待以上の効果が得れるのでおすすめです。
ただ、レンジでチンする方法も、時間とワット数を工夫すれば、熱湯で直すのと原理は同じなので、やり方次第だと思います。
また、ハンドクリームを塗る方法は、永続的な解決策にはならないかもしれませんが、ハンドクリームを塗るだけという至極簡単な方法で、吸着力もかなりの力になるので試す価値ありです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊