【サヨリ】堤防からサヨリを釣るカゴ釣りが5分でわかります。

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身近な漁港や堤防で、誰でも簡単に釣ることが出来るサヨリ釣り。

今回は、そんなサヨリをコマセエサを使うカゴ釣りで釣る方法をご紹介します。

目次

身近なターゲット【サヨリ】

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※出典:市場魚介類図鑑

サヨリは、北は北海道、南は九州まで日本各地の広い範囲に生息する魚であり、堤防や小磯、時には河川にまで入ってくる身近なターゲットです。

その見た目はまるで鉛筆の様に細長く、口は下あごが突き出した特徴的です。
細身でキラキラしている見た目から、「海の貴婦人」とも呼ばれるサヨリは、食べても美味なので人気のターゲットです。

サヨリのカゴ釣り【フィールド】

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サヨリは、沿岸部の潮目についている魚なので、身近な漁港や堤防から十分に狙えます。

また、漁港内部へも入ってきますし、湾奥部分に溜まる事もあるので釣り具屋の釣果情報やポイントを見て回ってサヨリが居る場所に釣りに行くのが一番の近道です。

サヨリのカゴ釣り【シーズン】

「夏から秋がベスト」

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 サヨリのベストシーズンは、場所により異なりますが、夏から秋にかけてが数釣りが楽しめるベストシーズンと言えるでしょう。

晩秋になるとサヨリは岸から離れてしまいますが、そこまで沖へ出る魚ではありませんので、仕掛けを少し遠投してやると釣れる場合もあります。

また、真冬でも漁港の沖に溜まっていたりするので、サヨリがいる場所さえ見つければほぼ1年中狙う事ができます。

サヨリのカゴ釣り【タックルと仕掛け】

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「ロッド」

サヨリのカゴ釣りでは、仕掛けをキャスト出来る竿であれば何でもOKですが、磯竿の1.5号くらいを使うのがベストです。
柔らかめの竿を使う事により、仕掛けを吸い込みやすくするという狙いです。

「リール」

リールはキャストしやすいように小型スピニングリールを使います。
サヨリはドラグを出すほどの引きをする魚ではないので、高機能なドラグ性能を持ったリールは必要ありません。
問題なくキャスト・仕掛け回収が出来れば十分です。

「ライン」

メインラインには、空気抵抗を少なくし飛ばしやすくする為、PEラインの0.6号から0.8号ほどを使います。
キャスト時のショック切れを防ぐために先糸にPE1.5号を使っても良いです。

「仕掛け」

仕掛けはウキからハリス・針まで自分で作る・組み合わせるという楽しみもありますが、市販品に全てセットになって釣り場に行けばすぐ使える仕掛けが売っていますので、それを買うのがおすすめです。
ただ、針の大きさやウキの大きさなどが違うものがサイズ別に展開されていますので、その時にサヨリのサイズや釣り場の状況に合わせて使い分けをする必要はあります。
 

サヨリのカゴ釣り【コマセエサ】

【市販のコマセエサが便利】

サヨリのカゴ釣りで使うコマセエサはは、冷凍アミエビや集魚剤などを混ぜて作るのが一般的ですが、混ぜたりするのが非常に面倒であり、混ぜる為に使う容器なども用意しないといけません。
そんな時使用するのが各エサメーカーから市販されているコマセエサです。
自分で混ぜて作るコマセエサと遜色なく釣れて、チューブタイプだと手も汚さずにコマセを入れることが出来るので非常に便利です。
価格もお手頃なのでコマセエサは市販のチューブタイプコマセを使う事をおすすめします。

サヨリのカゴ釣り【刺しエサ】

「イシゴカイ」

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関東地方ではジャリメと呼ばれるイシゴカイですが、サヨリのカゴ釣りでは定番の刺しエサでオキアミなどのエサと比べて針持ちが良いため、思い切ってキャスト出来るのが強みです。
針の通し方は、通し刺しが一般的で垂らしは2センチほどを取って切るようにします。

「パワーイソメ」

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サヨリの活性が高い時は、人工エサであるパワーイソメでも釣れます。
生エサと違い、ちぎれる事が少ないため、エサの付け替えを頻繁にしなくて良いのがメリット。
活性が高く、数釣りが出来る時にはかなり便利になります。
付け方は、イシゴカイと同じで通し刺しをして、2センチほど垂らしを残すのが良いです。

「オキアミ」

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オキアミもサヨリのカゴ釣りでは定番のエサです。
イシゴカイに比べて針持ちがよくないので、チョイ投げ専用のエサとなりますが、食い込みは抜群。
針の通し方は、針を体の中に隠すように腹掛けか背掛けが良いです。

サヨリのカゴ釣り【ポイント】

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サヨリは潮目や流れ込み、海藻の上などに群れで泳いでいます。
潮目や剥がれ込みには、流れの真ん中にいるのではなく、流れの淵に居ることが多いのでそれを意識します。

サヨリのカゴ釣り【釣り方(基本)】

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アタリが取りやすい様に竿先とカゴが常に直角に近い角度を保って仕掛けを引いてきます。
定速でリールを巻き、コマセと刺しエサが同調しているイメージを持ちつつ、コツンとアタリがあれば大きなアワセはせず、軽く引っ張る程度にしましょう。
大きくあわせると掛かっても外れたり、ハリスが切れる場合があります。

サヨリのカゴ釣り【渋い時のテクニック】

出典:pixabay

サヨリのカゴ釣りは、仕掛けを投入した後基本的にゆっくり定速で巻いてくるのが基本ですが、食いが渋い時は、それでは見向きもしてくれない場合があります。

そんな時は、仕掛けを投入後、竿をしゃくってカゴから一気にコマセを出すと一時的にサヨリのスイッチが入り、食ってくることがあります。
サヨリが居るけどなかなか食わないという時には、いろんな工夫をしてみましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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