タコを釣るというと船で沖に出たり、タコ壺漁をしたりなど、少し大変な事を想像してしまいがちですが、実は身近な漁港などでも十分に釣ることが出来て、釣り方もかなりシンプル。
そして冬の寒い時期を除いて春から秋まで狙えて、時合もないので一日中狙えます。
今回は、そんな手軽に狙えるタコ釣りを詳しくご紹介します。
手軽に狙えるタコ釣りが初心者におすすめな2つの理由
【タコが居れば高確率で釣れる】
タコは非常に賢い生き物ですが、賢いがゆえか、好奇心がかなり旺盛であり、エサに対して獰猛です。
自分が興味を持ったものやエサには果敢に襲い掛かっていきます。
その為、特別な技術は必要なく、タコが居れば初心者のルアーであろうがベテランのルアーであろうがアタックしてきます。
そのアタリを見極めて釣るのが少し難しいですが、タコは初心者でも狙いやすいターゲットであることは間違いないです。
【食べて美味しい】
タコと言えば釣るよりも食べたいですよね。
タコ焼きや茹でタコ、刺身にカルパッチョなど、タコ料理をあげればきりがありません。
釣る楽しさと自分で釣ったタコを食べる楽しさと2度楽しめるので、初心者の方にはかなりおすすめです。
手軽にタコを釣るシーズン
タコはかなり寒くなる冬の時期以外を除いて、ほぼ一年中狙えます。
冬が終わった春先は小型のタコが中心になります。
5月中旬以降くらいになると多くのタコが接岸してきて、ベストシーズンに入り、夏を超えて秋頃になってくると大型のタコも釣れるようになります。
また、タコは朝・昼・夜・晴れ・曇り・雨などあまり関係なく釣れます。
加えて、潮の動きなどもあまり関係なく釣れるので、シーバスや青物などを釣る時合待ちなどのちょっとした空き時間にも狙えたりします。
手軽にタコを釣るタックルと仕掛け
防波堤でのタコ釣りの仕掛けは至ってシンプルで、タコエギなどと呼ばれるルアーを使用して釣っていきます。
ロッドやリールは専用の物を用意する必要はありません。
シーバスタックルなどで十分に代用可能です。
また、タコエギは様々なメーカーから様々なルアーが出ています。
今回は、私たちも実際に使っているタコエギと代用できるシーバスタックルをご紹介します。
【ロッド】
【リール】
【タコエギ】
【タコエギ番外編】
タコエギを自作してタコを狙う方もたくさんいらっしゃいます。
面白い自作タコエギをご紹介すると、デパートなどのおもちゃ売り場に売っているウルトラマンのフィギアをタコのテンヤに巻き付けて、タコエギにしている方などもいます。
タコはカラフルなものに興味を示すので、赤色のウルトラマンには襲い掛かりやすいのでしょうか。
自分で工夫したタコエギで狙うのも楽しみの一つとなりそうです。
手軽にタコを釣るフィールドと狙うべき場所
手軽にタコを釣るフィールド【防波堤・漁港】
手軽にタコを狙えるポイントは、漁港や防波堤です。
漁港や防波堤は足場も良い上に、それなりに水深があり、漁師さんが捨てる魚などタコのエサになるものも多かったりします。
身近な漁港にタコは潜んでいます。
手軽にタコを釣るフィールドと狙うべき場所
タコは海底の変化がある場所に隠れる習性があります。
その習性を利用した漁がタコ壺量ですが、タコ壺の様にタコが隠れれる場所が多い所を狙いましょう。
狙うべき一番のポイントは足元。
堤防の際を歩きながら足元を丁寧に探っていくのがタコを釣る基本です。
また、みお筋やカケアガリなどもタコの一級ポイントですが、タコエギを少し投げる必要があり、根掛かりの可能性も高くなるので、まずは足元をじっくりと探ってみましょう。
手軽にタコを釣るワンポイントアドバイス
【少しでも手元に違和感を感じたら合わせてみる】
タコエギを地面に這わせてズル引きしたり、シェイクしたりしていると、何かに引っ掛かったような感触になる事があります。
その感触が、海藻によるものか、地面に引っ掛かっているのか、海中のゴミが付いただけなのかの判断がかなり難しいです。
そんなときは、何が付いているのかを考える前にまずは合わせてみましょう。
タコはタコエギに激しくアタッたり、手元にゴツンとアタリと明確にわかるようなアタリではありません。
タコエギにのそっとのしかかるようにしてアタるので怪しさを感じたら合わせてみましょう。
手軽にタコ釣りを楽しもう!
タコは意外と簡単に釣れます。
特別な動画も必要なく、まずはシーバスロッドなどで代用できます。
独特なあたりを感じればゴリ巻きする釣りですが、意外と楽しく癖になります。
また、釣った後食べるのが何よりの楽しみにもなります。
初心者の方も是非チャレンジしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊