日本最大の面積と貯水量を誇る琵琶湖は約60種を超える淡水魚が生息する宝庫。
ブラックバスの世界記録も釣れており、日本固有種の数も多いです。
今回は、そんな琵琶湖の釣り場情報と釣れる魚やポイントをご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
・琵琶湖の釣りポイントを知りたい
・琵琶湖で釣れる魚が知りたい
釣り場としての【琵琶湖】
琵琶湖は、琵琶湖大橋を境に南湖と北湖に分けられます。
北湖は最深部で100mを超えますが、南湖は最深部でも10mを超えません。
また、琵琶湖にはビワマスやビワコオオナマズなどの固有種、コイやフナなどの淡水魚、そしてブラックバスなど多くの魚が生息しており、1年中魚釣りが楽しめる淡水魚の宝庫です。
【琵琶湖】の釣りポイント紹介「南湖エリア」
『におの浜』
ブラックバス釣りで有名なポイント。
足場のいい石積みが続き、人は多いですが1年中釣りが楽しめます。
車は湖岸沿いの有料駐車場に停めるようにしましょう。
『大津プリンスホテル前』
大津プリンスホテル前もブラックバス釣りで超有名なポイント。
ウィードが生えていれば、ブラックバスの回遊があるので釣果が期待できます。
周辺に有料駐車場があるので、車はそこに停めるようにしましょう。
『下坂本周辺』
湖岸緑地の駐車場に車を停めて釣りができます。
春のウィードが生えてくれば、さまざまな魚が寄ってきます。
『雄琴港』
雄琴港は水温が安定しやすいため、特に冬場に多くの釣り人で賑わうポイント。
足場も良く、トイレもあり、家族釣れで釣りを楽しむ人たちも多くいます。
狙える魚は、ブラックバス、ブルーギル・フナなどの魚影も濃い場所です。
『赤野井ワンド』
赤野井ワンド周辺は、春のバス釣りポイントとして有名。
アシやハスなどの水生植物が多くあり変化も感じれる場所です。
このポイントでは、↓こちらの記事で紹介しているワームがおすすめです。
『北山田』
湖岸緑地駐車場に駐車可能。
北山田の護岸沿いは足場が良く、ブラックバスやコイを狙えるポイントです。
『矢橋帰帆島周辺』
矢橋帰帆島周辺は埋め立てられた人口島の西端に湖岸道路が通っており、駐車場も何か所かあるため駐車場には困りません。
ブラックバスを狙うなら、歩いてポイントを探すランガンスタイルがおすすめ。
ブラックバスの他に、コイやフナが狙えるポイントでもあります。
【琵琶湖】の釣りポイント紹介「湖西エリア」
『知内漁港』
知内川河口のすぐ傍にある漁港。
漁港内は駐車禁止のため、周辺の駐車場に停めましょう。
なお、このポイントは冬場でも越冬バスが釣れるポイントであり、フナやコイなどの実績もあります。
『貫川内湖』
トイレと駐車場がある便利なポイント。
ここではブラックバス・ライギョ・ナマズ・フナと多くの魚が狙えます。
徒歩で回れるので、ランガンができる楽しい場所です。
『湖岸緑地新旭浜園地周辺』
湖岸緑地新旭浜園地周辺は、遠浅になっており、水草が多く生える好ポイント。
回遊してくるブラックバスを遠投で狙うのが基本となります。
また、ブラックバスの他に、ナマズ・コイを狙う事が出来る良いポイントです。
『近江舞子』
白い砂の浜が続く海辺の浜のようなポイント。
なお、車は周辺の有料駐車場にとめましょう。
『和邇川河口』
湖西エリアでかなり人気のバス釣りポイント。
冬場は、ワカサギパターンでランカーサイズのバスを狙う事が可能です。
主にウェーディングをしてバス釣りをするスタイルが一般的。
なお、このポイントでは↓こちらの記事で紹介しているワームがおすすめです。
『近江高島水上警察前』
このポイントは、消波ブロックが沈んでいる浜で、水深があります。
ウィードも多く生える為、バス狙いに人気のポイント。
バス以外ではコイ釣りをしている人も見かけます。
【琵琶湖】の釣りポイント紹介「南東エリア」
『小田が浜園地周辺』
沖島を見ながら釣りが出来る景観の良いポイント。
近くに大きな駐車場があり、トイレもあります。
主にバスやコイ狙いが人気ですが、バス釣りでウェーディングをする際は、急深になってるブレイクに注意が必要です。
『長浜港』
湖東に位置する大きな港。
春のシーズンはコアユ釣りが人気で、コアユパターンのバス釣りも大人気。
他にヘラブナやコイも狙える漁港です。
大きな港である為、バスボートなどが有料で降ろせるスロープもありますが、人が多いだけにゴミも多いです。
最低限のマナーに気を付けないと釣り禁止になる可能性があります。
『湖岸緑地吉川園地周辺』
マイアミ浜の南に位置する緑地公園。
遠浅の浜辺となっており、小さな流れ込みがあって水質が良いです。
バスやコイ狙いに適したポイント。
緑地公園の駐車場に車が停めれます。
『大同川河口周辺』
このポイントは春先のホンモロコ釣りで有名ですが、少し川を上るとフナやナマズ・バスなどの釣果も期待できます。
『彦根港』
春先にはコアユやコアユを食べにきたブラックバスで賑わう人気のポイント
琵琶湖に浮かぶ島への船も行き来する港であり、バスやコアユを始め、フナ・コイも狙えます。
近くに駐車場やトイレがあるので便利なポイントです。
なお、このポイントでは↓こちらの記事で紹介しているワームがおすすめです。
『天野川河口周辺』
水質が良い水が流れる浅い川の河口です。
天野川の南側に駐車場があります。
コアユやバス・コイのポイントです。
『姉川河口周辺』
姉川の河口は、足元からブレイクがあり、複雑な湖流が流れるポイント。
もし、ウェーディングをするのであれば、湖流に流されたり、ブレイクに気づかず足を踏み外したりしないように気を付ける必要があります。
なお、主にバス狙いの釣り人が多いポイントです。
【琵琶湖】の釣りポイント紹介「湖北エリア」
『野田沼』
近くにある片山港の傍にあるポイント。
駐車場があるのが便利であり、特にフナやコイが狙える静かなポイントです。
なお、近くの片山漁港は立ち入り禁止です。
『西野放水路』
駐車場からトンネルを200mほど歩いて湖岸へ出ます。
湖北のポイントの中でも特に静かで景観の良い場所であり、大自然を満喫できます。
コイやバスが狙えるポイントです。
『湖岸緑地塩津園地』
湖岸緑地公園となっているので駐車場があります。
遠浅になっており、そこにウィードが生えていれば期待が出来る。
ブラックバスを始め、コイやフナ・コアユが狙える好ポイントです。
『湖岸緑地大浦園地』
石畳で足場が良く、緑地公園の駐車場もあります。
急深な湖北の中では浅いエリアなので、エサを食べに上がってくるバスなどが狙えます。
ただ、大浦漁港では釣りが禁止なので注意が必要です。
『塩津大崎湖岸園地周辺』
このポイント周辺は急深となっているエリア。
ブラックバスやコイ・ハスの釣果が期待できます。
緑地公園の駐車場から歩いてポイントを見つけましょう。
【琵琶湖】で狙える主な魚
【ブラックバス】
琵琶湖を代表する魚のブラックバス。
ブラックバスは外来魚のため駆除対象であり、個体数は減っていますが、やはり60cmを超えるロクマルを狙えるのは琵琶湖です。
なお、↓こちらの記事では私が実際に琵琶湖でデカバスを釣ることができたワームを紹介しているのでご覧ください。
【ブルーギル】
ブラックバスと同じく外来魚であるブルーギル。
好奇心がかなり旺盛で、とりあえず何にでも食いつくので、子供たちにも簡単に釣れる対象魚です。
もしブルーギルが釣れたら、ブラックバス狙いで『ブルーギルの飲ませ釣り』をするのもおすすめです。
【ビワコオオナマズ】
琵琶湖淀川水系の固有種で、国内最大級の淡水魚です。
日本三大怪魚のうちの1種で、かなり貴重な魚。
釣れたら丁寧に扱って早めのリリースをしてほしいです。
【ビワマス】
琵琶湖の固有種。
普段は北湖の沖を回遊しています。
【コアユ】
琵琶湖には小さなアユである「コアユ」が生息しています。
アユは通常、海から川に遡上し、大きくなりますが、琵琶湖のアユは川を遡上せず琵琶湖内で留まる為、小さなサイズのままです。
釣ること自体も人気ですが、なによりも食べて美味しいのが魅力です。
【フナ】
琵琶湖ではヘラブナ・ギンブナ・ゲンゴロウブナなどのフナが狙えます。
【ニゴイ】
ニゴイは立派なフィッシュイーターでミノーやスピナーベイトを投げているとよく掛かります。
引き味はなかなか強くおもしろい魚です。
【ハス】
現在では日本の至る所で狙えるハスですが、実は琵琶湖の固有種。
日本のコイ科では唯一のフィッシュイーターで、ルアーにも果敢にアタックしてくる楽しいターゲットです。
【琵琶湖】で釣りをする際の注意点
「駐車マナーやごみの持ち帰り」
琵琶湖周辺は駐車スペースが限られています。
そのため、路上駐車や迷惑駐車でのトラブルがあとを絶ちません。
そのようなトラブルは釣り禁止の大きな理由となってしまいますので、路上駐車はせず、釣り場から少し遠くても駐車場に止めるようにしましょう。
なお、湖岸道路沿いには、「湖岸緑地」が点在しており、無料駐車場がある事が多いので、それをうまく活用するのがおすすめです。
常識ある行動でいつまでも琵琶湖の釣り場を守りましょう。
「琵琶湖ルール」
琵琶湖のレジャーには、滋賀県が定めた琵琶湖ルールがあります。
プレジャーボートの規制や外来魚に対する規制が定められています。
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