バス釣り行くと、姿は見えるけど全く釣れないデカバスに遭遇したことはないでしょうか?
デカバスは大きくなっているからこそ、ルアーへの反応もスレており、口を使わせるのは難しいです。
実際にデカバスの前にルアーを通しても見向きもされず、悲しい思いをした方も多いのではないでしょうか。
でも、あのデカバスを釣りたい…
という事で、今回は、ルアーに反応しないデカバスが簡単に釣れる「ギルの飲ませ釣り」をご紹介します。
ギルの飲ませ釣りとは
ギルの飲ませ釣りとは、ブルーギルをエサとして泳がせてブラックバスを釣る方法です。
ルアーフィッシングでバスを狙う人からすると、邪道な釣り方ですが、手段を選ばずデカバスを釣るには一番簡単な方法です。
また、バスが魚を追い込む様子が見れるので、ルアーでバスを狙うヒントも得る事ができます。
生き餌でバスを釣るなんて邪道だ!
と思う方も、ルアーで釣るための一つの経験としてやってみるのもおすすめです。
ギルの飲ませ釣りのタックル
ギルの飲ませ釣りでは、バス用のベイトタックルを使うのがおすすめ。
バス用のスピニングタックルでもできますが、デカバスを針に掛けたあとのことを考えると、パワーの強いベイトタックルが有利となります。
今回は、ギルの飲ませ釣りで使える入門用のベイトタックルをご紹介します。
ロッド|シマノ(SHIMANO) バスワン XT 1610M-2
釣り具メーカー「シマノ」のバス釣り入門用ロッド。
価格は1万円以下と安価ながらも、バス釣りにおいて十分な性能を持っています。
バスフィッシングを始めるならおすすめのロッドで、ギルの飲ませ釣りにも代用できます。
リール|シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 18 バスライズ
釣り具メーカー「シマノ」のバス釣り入門用リール。
価格は5000円以下と安いながらも、バス釣りを快適に楽しめる性能をもっています。
これからバス釣りを始める方にはおすすめの1台で、ギルの飲ませ釣りにも十分代用できます。
ライン|サンライン(SUNLINE) ナイロン| マシンガンキャスト150m 3号
ラインはデカバスが掛かってもファイトができるように、3号以上がおすすめ。
もし、3号をリールに巻いておけば、そのままルアーフィッシングにも使えます。
マシンガンキャストシリーズは、価格は1000円ほどと安く、初心者にも扱いやすいナイロン素材で、あらゆるルアーを使えてルアーフィッシングからギルの飲ませ釣りにも使えるので、おすすめです。
フック
ギルの飲ませ釣り方法|6ステップ
① 「ギルを釣る」
② 「ギルを針に付ける」
③ 「見えバスから少し離れたところにギルを投入」
④ 「泳ぐギルを操作してバスが食べやすい所へ誘導」
⑤ 「バスが食ったらギルを飲むまで待ってフッキング」
⑥ 「取り込みしてデカバスキャッチ」
ギルの飲ませ釣り方法①「ギルを釣る」
まずは、エサとなるギルを確保します。
ギルは、岸際の浅い所に群れているので、水面をよく見て見つけましょう。
ギルを見つけたら、小さなフック(マスバリでもオフセットフックでもOK)にワームを小さくちぎって付けて、ギルの目の前でちょんちょんと動かします。
そして、ギルが食いついた瞬間に、すぐにアワセましょう。
なお、ギルの大きさは10センチほどが一番おすすめです。
ギルの飲ませ釣り方法②「ギルを針に付ける」
ギルが釣れたら、飲ませ用の針に付けていきます。
針を掛ける場所はどこでも良いですが、バスはギルを頭から食うので、背中か鼻に掛けるのがおすすめ。
ギルの飲ませ釣り方法③「見えバスから少し離れたところにギルを投入」
ギルを針に掛けたらいよいよ投入です。
バスが見えていれば、そのバスから少し離れた場所へギルを投入し、竿の操作でゆっくりバスに近づけます。
このとき、バスのすぐ近くにギルを投入すると、バスが驚いて逃げるので注意してください。
もし、バスが見えていなければ水面をチャプチャプと泳がせて、バスを呼び寄せましょう。
ギルの飲ませ釣り方法④「泳ぐギルを操作してバスが食べやすい所へ誘導」
バスがギルを見つけたら近づいてくるので、バスがギルを食べやすい場所へ誘導します。
何もないオープンウォーターより、壁きわやシャローエリアなど、バスがギルを追いこみやすい場所へ持っていくのがベストです。
ギルの飲ませ釣り方法⑤「バスが食ったらギルを飲むまで待ってフッキング」
バスがギルに食いついたら、ギルを飲み込むまで少し待ちます。
だいたい10秒ほど待てば、ギルが口の中に入っているので思いっきりフッキングします。
この時、フッキングが決まらず抜けてしまったとしても、針にギルが付いていれば追い食いをしてくる可能性がありますので、そのまま泳がせましょう。
ギルの飲ませ釣り方法⑥「取り込みしてデカバスキャッチ」
バスが針にかかれば後は、取り込むだけです。
ルアーでは見向きもしなかったデカバスを簡単に釣り上げることが出来ました。
ギルの飲ませ釣りワンポイントアドバイス
「出来るだけ元気なギルを使う」
ギルをずっと泳がせていると弱ってしまい、泳ぎが鈍くなってしまいます。
バスにとって弱ったギルが良いのかと思いきや、バスは元気なギルが逃げまわった方が捕食スイッチが入ります。
その為、バスを探している最中などはギルが弱らないように、むやみに引っ張ったりしないようにするのがおすすめです。