釣具屋さんに行くとエサ売り場付近でよく見かける「パワーイソメ」ですが、本当に釣れるの?と疑問に思っている人も少なくないと思います。
ということで、今回は【パワーイソメは本当に釣れるの?】という疑問を解決するべく、【同じ場所・同じ仕掛け】でパワーイソメとアオイソメを使い比べて釣果がどうなるのかを検証してみました。
パワーイソメとは?
そもそもパワーイソメとは何か、という事から説明すると、大手釣り餌メーカーである「マルキュー」さんから発売されている人工エサです。
魚が食べても大丈夫な生分解性のエサであり、見た目は完全にアオイソメ。
マルキューの独特の液体に浸っており、その液体は魚が好むエキスでアオイソメ並みの食わせ力があり、フルーティな香りがついているので生き餌独特の嫌な匂いを気にせ使えます。
また、常温で保存がきくので、ちぎれたりボロボロになるまで何回でも使用可能ないわゆるワーム感覚で使える食わせエサです。
パワーイソメで狙える主な魚
パワーイソメで狙える魚は、パッケージにも書いてありますが、キスやハゼなど砂浜に棲む魚から、カサゴやソイなどの根魚も狙え、マダイやチヌ・シーバスなどの大物も釣れちゃいます。
一言でいうと虫エサを捕食する魚であれば何でも釣れますよという事です。
私たちが実際使用して釣った事がある魚は以下の通りです。
・カサゴ
・ソイ
・キス
・ハゼ
・チヌ
・エソ
・メバル
・シーバス
パワーイソメが使えるリグや仕掛け
パワーイソメはアオイソメに変わる食わせエサなので、投げ・ブッコミ・ミャク・ブラクリなど、どんな仕掛けやリグにも使用可能ですが、特におすすめが防波堤でのちょい投げ釣りです。
パワーイソメは本当に釣れるのか検証開始
それではパワーイソメが本当に釣れるかの検証開始です。
今回は、本物のアオイソメとパワーイソメを使って、パワーイソメが本当に釣れるかの検証ですので、同じ日・同じ場所・同じ仕掛け・隣同士で嫁と私で検証しました。
【場所と天候】
季節は夏、少し曇った15時頃に釣行スタート。
場所はどこにでもある漁港の先端で、底質は砂です。
【使用した仕掛け】
今回の検証に使用した仕掛けは、アジングやメバリング用のジグヘッドにそのままエサを付ける仕掛けです。
お手軽にちょい投げが出来るのでおすすめ。
エサが長すぎる場合は、食い込みやすい長さに切ってあげます。
【パワーイソメと本物のアオイソメを付けてキャスト】
嫁が本物のアオイソメを使い、旦那がパワーイソメを使っていざキャスト。
釣り方は、キャストして仕掛けを底まで落としてから底をズルズルとゆっくり引いてくるズル引き作戦です。
【パワーイソメにもアオイソメにも多くのアタリが!】
ズル引き作戦をしているといきなりアタリが!
コツコツと小気味良いアタリが多数あり、なんと本物のアオイソメより先にパワーイソメに小さなハゼがヒットしてくれました。
【キス・ハゼ・フグ・根魚が次々と釣れた!】
コツコツとあたりが多くあり、まずはパワーイソメに小さなハゼがヒット!
そして、もちろん本物のアオイソメにもヒット!
良型キスもヒットして、アオイソメ・パワーイソメ両者譲らず同じくらい釣れました。
魚もパワーイソメを本物のエサと思っているのか食われまくってボロボロになりました(笑)
パワーイソメと本物のアオイソメと使い比べてみた結果…
今回の【パワーイソメは本当に釣れるの?】という検証結果は、【アオイソメと遜色なく釣れる】という結果になりました。
同じ条件下で試したので、【パワーイソメはアオイソメと遜色なく釣れる】という事は間違いありません。
この結果から、活きエサが苦手な人でも、エサを毎回買いに行くのが面倒だという人もパワーイソメを持っていればOKという事がわかりました。
もちろん、魚の食い気が無いかなりシビアな状況など、本物のアオイソメに勝てないような状況もあると思いますが、パワーイソメでも十分に釣れることが分かったので、タックルボックスに一つ入れておくとかなり便利だと思います。
パワーイソメを保管するおすすめグッズ
パワーイソメは、マルキューさん独特の液体に浸っており、その液体がかなり重要な役割を果たしています。
購入するパッケージのままだと、ジッパーは付いて居ますが、液が漏れたりすることがあるので、この様な液体が漏れずに多くのパワーイソメをストックできるケースがおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
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