今回はデイシーバスゲームにおけるスピンテールジグが最強である理由と、スピンテールジグの使い方やおすすめのスピンテールジグをご紹介します。
スピンテールジグとは?
【スピンテールジグ】とは、一見メタルバイブの様に見えますが、お尻の部分に「ブレード」と呼ばれる薄めの金属板を接続したルアーの事です。
やっぱり、スピンテールジグの一番の特徴として最大の武器がこの「ブレード」。
スピンテールジグはこの「ブレード」が、水中で泳ぐ際に水の流れを受けて高速回転し、その波動とフラッシング効果で魚に強烈なアピールをするのが特徴です。
また、ボディサイズが小さいのにフルメタルで高比重の為、「飛距離が出る」「深い場所にもスピーディに到達できる」という特徴もあり、目の前に大きな海が広がるオープンエリアでの釣りで大活躍します。
【スピンテールジグ】をシンプルに説明!
・「ブレード」のおかげで強烈な波動とフラッシング魚に大アピール!
・小さいのに重いからよく飛んで飛距離が出る!
スピンテールジグがデイゲームで釣れる4つの要素
では、なぜデイゲームでスピンテールジグが良く釣れるのかを解説していきます。
「アピール力」
スピンテールジグはとにかくアピール力がすごいんです。
前項でも出てきた通り、スピンテールジグの「ブレード」によって、「フラッシング」と「波動」がおこります。
特にこの「フラッシング」は、太陽の光を回転するブレードが高速で反射させている為、キラキラキラキラ……と水中にいる間は常にキラキラアピールしています。
このキラキラがシーバスからは、群れで泳ぐ小魚や、急いで泳ぐ小魚に見えるんです。
群れで小魚が泳いでいたり、逃げるように急いで泳ぐ小魚が居たらシーバスの格好の獲物。
スピンテールジグは太陽の光があるデイゲームだからこそ釣れる!といっても過言ではありません。
「飛距離」
デイゲームではシーバスの付いている・泳いでいる場所も様々になります。
その為、より広範囲に探ることが重要となってきます。
スピンテールジグは、前項でもお話しした通り小さなボディのわりに重たいのでその飛距離はルアーの中でもトップレベル。
デイゲームに強いワームなどと比べると飛距離は圧倒的です。
やっぱり海でのルアーゲームにおいて飛距離は大きな武器です。
スピンテールジグの飛距離は釣果に直結する武器ですね。
「ベイトのサイズ関係なく釣れる」
スピンテールジグってシーバスから見ると一体なにに見えているんでしょうか?
正直答えはシーバス本人に聞いてみないとわかりませんが、一つ間違いなく言えることは、「シーバスがその時食べているベイトのサイズに関係なく釣れる」という点です。
イワシの幼魚など非常に小さなマイクロベイトを捕食していても、20センチのボラを捕食しているときも、スピンテールジグなら両方食わせることが出来ちゃいます。
この点は非常に有利なポイントです。
「全層を狙える」
最後は、スピンテール一つあればすべての層を狙えてしまという点です。
スピンテールは巻くスピードやロッドのポジションで泳ぐ層を変えることができます。
一つのルアーで全部の層を狙えばどの層に魚がいるかの確認ができるので結果的にスピンテールジグは良く釣れるという事になります。
スピンテールジグの基本的な使い方
スピンテールジグの使い方は主にこの4つです。
簡単な絵と一緒にご紹介します。(笑)
「タダ巻き」
一番シンプルな使い方なのがタダ巻きです。
読んで字の如く、ただ巻くだけでOK。
スピンテールジグの凄い所は、ただ巻くだけでブレードが回転して、フラッシングと波動で強烈にアピールしてくれる点です。
「ストップ&ゴー」
ストップ&ゴーも非常に有効な使い方です。
タダ巻きで魚が追いかけてくるけど、食わせきれないという場合に有効です。
キャスト→タダ巻き→ストップ→タダ巻き→ストップというシンプルなパターンですが、ストップとタダ巻きの時間を変えてみたりすることで食わせる工夫をしてみましょう。
ストップしている間もルアーは底に向かって落ちています。
落ちている間もブレードは回り続けているのでアピールし続けています。
その為、ストップの時もアタリがあるので気を抜かないようにしましょう。
「リフト&フォール」
リフト&フォールは底付近に魚が居るであろう場合に有効です。
キャスト→ボトムを取る→リフト→フォールで底を取る→リフト→フォールで底を取るといったパターンです。
基本的にルアーは底付近を行ったり来たりしているので、魚が底付近にいる場合に有効という事です。
「遅巻き・早巻き」
最後の使い方は「遅巻き」と「早巻き」です。
これに関しては、ほとんどタダ巻きと変わらず、ハンドルを巻くスピードを変えるだけです。
では、どんな時に早巻きすれば良いか・遅巻きすれば良いか。
それは「シーバスが水面付近でベイトを追いかけ回していたら早巻き」「ボトム付近でじっとしていそうな状況であれば遅まき」です。
単にシーバスが元気そうであれば早巻き・元気なさそうであれば遅巻きというような感じです。
スピンテールジグを使う際の注意点
「糸絡みをしやすい」
スピンテールジグは非常に良いルアーであり、特にデイゲームでは最強です。
でも、一つ大きな弱点があります。
それが「糸がらみしやすい」という点です。
よく「エビる」などの表現をしますが、写真の様な状態が「糸がらみ」の状態です。
この状態になるとルアーは泳がず、全く釣れません。
「糸絡みを無くすには?」
スピンテールジグの唯一の弱点「糸絡み」を無くすのは非常に難しいですが、少なくする方法はあります。
ここでは、私たちも実践している「糸絡みを少なくする方法」をご紹介します。
まず一つは、「ルアーの飛行姿勢を気にしてキャストする。」です。
ルアーが飛んでいく姿勢がぐちゃぐちゃであれば糸絡みをしやすくなります。
糸とルアーが一直線で飛んでいく姿勢を意識しながらキャストすると糸がらみをしにくくなります。
二つめは「フックをシングルフックに変える」です。
「糸絡み」をする原因は、針が糸を拾うから糸絡みするのであり、そうであれば拾ってしまう針を少なくすればよいという考えです。
でも、シングルフックにするとフッキング率は低くなるので、フッキングを取るか、糸絡み防止を取るかは自分次第です。
実際に使ったおすすめ出来るスピンテール3選
コアマン「PBシリーズ」
スピンテールジグと言えばコレ!というくらいの定番ルアーです。
デイゲームのシーバスに特化したコアマンが発売しているスピンテールジグであり、実績抜群の間違いないルアーなのでおすすめできます。
シマノ「サルベージブレード」
このルアーはスピンテールジグの中でも飛距離が特別に良いルアーです。
アイの部分が移動重心の役割をしてくれて、28gでも平均80m超えという飛距離を実現させてくれます。
よく飛んでよく泳ぐのでスピンテールジグの良い点が詰まったルアーです。
メジャークラフト「ジグパラスピン」
メジャークラフトの「ジグパラスピン」はコストパフォーマンスが良いスピンテールジグです。
スピンテールの中でも比較的安価な部類であり、手も出しやすい価格。
スピンテールってどんなルアーだろう?という方はまず、この「ジグパラスピン」を購入してみるのも良いでしょう。
デイシーバスはスピンテールジグが最強!
今回は、【スピンテールジグ】の使い方とおすすめルアーを解説してきました。
正直、デイゲームでシーバスを狙うのであればスピンテールジグは非常に有効なルアーです。
有効である理由もはっきりとしています。
スピンテールジグを使ってデイシーバスゲームを楽しみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊