今回は、8月上旬に訪れた、部屋から釣りが出来る旅館「海楽園」さんでの1泊2日釣行のレポートです。
部屋から釣りが出来るという釣り人なら誰しも憧れるシチュエーション。
チェックインからチェックアウトまで思う存分釣りを楽しみました。
それでは釣行レポートご覧ください。
今回のフィールド【海楽園】
今回のフィールドは、三重県鳥羽市にある、部屋から釣りが出来るお宿「海楽園」。
釣り人の妄想をそのまま再現したかのようなシチュエーションに、到着前から二人ともテンションアゲアゲ(笑)
お部屋からの釣り、旅館の前にある桟橋からの釣り、どちらもしっかりと楽しみました。
今回のコンセプト【部屋から釣りして魚を釣りたい!】
今回のコンセプトは、やはり【部屋からの釣りで魚を釣る!】です。
海楽園さんの一番の売りである部屋釣りは、果たして釣れるのか…
1泊2日の戦いが始まります…
『15時、海楽園にチェックイン』
海楽園さんのチェックインは15時からなので、その一番早い時間でチェックインを済ませ、いざ釣りが出来るお部屋へ!
1階の釣りが出来るお部屋は、綺麗な和室。
奥に見える「一服する場所の窓」から釣りが出来る…
期待が高まります。
『窓から海を見てみると…』
部屋に入り、そそくさと荷物を置き、窓から海を除いてみると、真下は水深1mも無いくらいですが、海!
小魚もチョロチョロと泳いでいます。
ただ、岩が多い…水深が浅い…
岩は魚が隠れたりする為、寄って来やすい様にわざと配置しているらしい。
そして、私たちが入室した時間帯は、干潮だったため、非常に水深が浅かったです。
少し望み薄ですが、釣り糸を垂らしてみる事にしました。
『干潮で水深が浅くても、釣り糸を垂らすと…』
部屋釣りから狙える範囲は非常に浅く、少し望み薄でしたが、短い竿に小型スピニングリールを付け、ジグヘッドにイソメを付けて足元の岩の間を探ると、小さな小さなカサゴが釣れました。(笑)
ただ、それ以降1時間ほど粘りましたが、全くアタリはなかったので、一旦部屋釣りは諦めて釣り桟橋へ行くことにしました。
『干潮で部屋釣りが望み薄な時は釣り桟橋がおすすめ!』
海楽園のすぐ目の前には、宿泊者専用の釣り桟橋があります。
ここであれば、干潮で水深が浅くても十分釣りが成立します。
旅館の人によると、満潮時で3m程、干潮時は1.5mほどの水深。
季節によって様々な魚が狙えるとの事です。
『釣り桟橋でチョイ投げ釣りをすると良型キスが!』
釣り桟橋では、ゴカイをエサにチョイ投げ釣りをしてみる事に。
すると20センチほどの良型キスが釣れました。
その他にも、チャリコやハゼなども釣れ、桟橋の魚影の濃さに癒されました。
ちなみに、17時半までに釣った魚は、料理をして夕食に出してくれます。
私たちもキスを料理して頂きました!
『夕食は部屋で頂きながらぶっこみ釣り』
今回の宿泊は部屋食で豪華な料理を頂きました。
もちろん、夕食中も窓からは仕掛けをぶっこんでいます(笑)
まさに釣り三昧ですね。
ちなみに夕食には、大きめのゴンズイ君が釣れてくれました。
『夕食後は、満潮に近づき、水深も上がってきた!』
夕食を食べ終わるころには、満潮に近づき、水深も足元で1.5mくらいになりました。
夕方出ていた岩も水に浸かっています。
よし、ここからが部屋釣りの本番!
夜釣りスタートです。
『ぶっこみ釣り仕掛けを前の岩付近へぶっこむ』
用意した仕掛けはぶっこみ釣り仕掛け。
エサは家から持ってきた魚の切り身を使います。
足元には無数の岩があり、ここには必ず魚が隠れています。
竿先に鈴をつけてアタリを待ちます。
『ぶっこみ釣りでは良型アナゴが連発!』
竿を置いてアタリを待っていると、鈴がチリチリなりました!
慎重にアタリを確認しながら、合わせてみると上がって来たのはアナゴ!
その後、良型アナゴが連発し、楽しい夜釣りとなりました。
『就寝中もぶっこんでいると…』
夜釣りが終わり、温泉に入って就寝準備。
そして、もちろん就寝中もぶっこみ釣りをする事に(笑)
竿が持って行かれないように窓を竿の細さ分にまで締めて、2人とも寝ていると、妻が起こしてきまして…
「ちょい!めっちゃ糸出てるで!」
気持ちよく睡眠していましたが、無理やり起こされ、寝ぼけながら竿まで歩いていくと、ドラグが凄い勢いで出ていました。
なんとか、ドラグ調整で粘ろうとやり取りしましたが、最後はブチ切られてしまいました…
正体はなんだったのか…
恐らくエイだろう…(笑)
【今回の釣行レポート】
『海楽園は干潮時は釣り桟橋、満潮時は部屋釣り』
今回、ずっと前から行きたかった海楽園に宿泊をしましたが、実際に行ってみた感想は、「結構難しい」です。
部屋釣りは、水深がある時が絶対条件となるので満潮前後がおすすめ、それ以外は釣り桟橋に行くのが無難です。
今回は、大物は釣れませんでしたが、旅館のロビーや廊下には、チヌやシーバス、30cm超えの根魚など、大物の魚拓も多くありました。
潮や時間、エサ等のタイミングが合えば大物も期待できます。
部屋から釣りして釣り三昧という非日常を味わえた最高の釣行でした。