5分でわかる『船の落とし込み釣り』釣り方からおすすめタックルをご紹介。
今回は、九州でブームとなり、最近では関西などでも広まってきている「船の落とし込み釣り」をご紹介。
大物が効率よく釣れると評判の釣りです。
『船の落とし込み釣り』とは?

船の落とし込み釣りとは、別名「食わせサビキ釣り」や「たて釣り」などとも呼ばれますが、簡単に言うとアジやイワシ等の小魚が食いつく針を落として、針に小魚が掛かればそのまま放置して、大物が食ってくるのを待つ釣りです。
活き餌を現地調達の上、そのままエサとして使うので活きの良さは抜群で、その場にいる大物でも何が釣れるか、上がってくるまでお楽しみというワクワクがいっぱいの釣り方です。
『船の落とし込み釣り』で狙える主な魚
『船の落とし込み釣り』で釣れる魚は基本的に大物。
しかも何が釣れるかは上がって来てからのお楽しみです。
【青物】

船の落とし込み釣りで狙えるメインターゲット。
ブリやヒラマサ・カンパチなど、引きも強く食べても美味しい魚たちです。
【ヒラメ】
船の落とし込み釣りで人気のターゲット。
活きたアジにすこぶる食いつきが良いです。
船からヒラメを狙えば、座布団サイズも夢ではありません。
【根魚】
キジハタや大型のカサゴなどの根魚も狙えます。
潮が止まって青物やマダイなどの反応が無くても、根魚は喰ってきてくれるのでありがたいターゲットです。
【マダイ】
マダイも立派なフィッシュイーター。
もちろんアジやイワシに食いついてきます。
そして、活きた魚をエサにした場合、釣れるマダイのサイズが大きいのも特徴です。
『船の落とし込み釣り』のタックルと仕掛け
「ロッド」
6:4調子の船竿がおすすめ。
60号から150号ほどを扱える竿を使います。
「リール」
中型以上の電動リールを使います。
「バッテリー」
電動リールを使うため、バッテリーを使います。
船電源を使わない人は、バッテリーを用意する必要があります。
「道糸」
メインラインはPEの5号前後を使用します。
リールの糸巻量に応じて用意しましょう。
「仕掛け」
船からの落とし込み釣りの仕掛けが市販されています。
ハリスの号数などは釣れる魚に応じて準備が必要な為、どの程度の太さを用意すれば良いかは、乗る船の船長などに聞くのが一番です。
「オモリ」
オモリは60号から150号くらいを用意します。
水深や潮の速さによって変更が必要です。
『船の落とし込み釣り』釣り方

① 仕掛けをサミングしながらフォールさせてアジやイワシなどの小魚を掛ける
※小魚がなかなか掛からない時は仕掛けを上下してアピールする。
② アジやイワシなどの小魚が掛かれば、プルプルとした感触を感じながら、狙いのタナまで仕掛けを上げたり下げたりする。
③ 狙いのタナまで仕掛けを移動させたら、そのまま待つ。
④ 小魚を食べるような大物が掛かれば竿先がグン!と入り、ガツンと引いてくるので大物とファイトを楽しむ。
※大物が掛かる前は、小魚が暴れはじめるので竿先がプルプルし始めます。
前アタリを見ながら大物のアタリに準備すると良いです。
『船の落とし込み釣り』ワンポイントアドバイス
【狙いの魚に応じてタナを変える】
船の落とし込み釣りをする際、狙いの魚に応じてタナを変えるのは非常に重要です。
根魚やヒラメを狙うのであれば底付近、中層を回遊する青物を狙うのであれば仕掛けは少し上のタナなど工夫してやると良いです。
5分でわかる『船の落とし込み釣り』釣り方からおすすめタックルをご紹介。まとめ
小魚を釣り、そのまま泳がせて、大物を狙うという非常に効率の良い釣り方です。
大物が狙えるうえ、何が釣れるかわからないドキドキも楽しいです。
船釣り初心者の方でもおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊