「船酔い」それは船の上という制限されたどうしようもない状況下で、吐き気や気分の悪さを催す症状。
船で沖へ出て、大物を狙う!なんて意気込んでいると船酔いで全く釣りができなかった…なんて話はよく聞きます。
そこで今回は、船酔いしない為の3つの対策と船酔いした時の対処法をご紹介します。
船酔いとは?
乗り物酔いは、「動揺病」とも呼ばれ、車やバス、電車、船など乗り物の揺れ、不規則な加速・減速の反復が受ける内耳(三半規管や耳石器)からの情報と目からの情報、体からの情報を受けた脳が混乱することによって起こる自律神経系の病的反応で、めまいや吐き気・嘔吐などの症状。
※出典元:https://www.ssp.co.jp/aneron/cause/about.html
という事です。
一言でいうと、船の揺れで気分が悪くなることです。
私も船酔いをしたことがありますが、船という身動きの取れない状況で、気分が悪く嘔吐すると本当につらいですよね…
船酔いは気持ちの問題?
船酔いとは、実は気持ちの問題…などとよく聞きますが、実際にとある大学で、学生たちに「ただのメリケン粉」を「酔い止めの薬」と言って飲ませると、船酔いする人が少なくなったという研究結果があるらしいです。
「自分は酔い止めを飲んだから大丈夫だ」という気持ちが船酔いを止めてくれたのでしょう。
このことから、船に乗って船酔いの事ばかり考えると、船酔いをしてしまうので、気丈な気持ちを持つことが大切だと言えます。
船酔いしない為の3つの対策
船酔いしない為の対策①
前日に睡眠をしっかりととること。
なおかつ、深酒は絶対にしないこと。
船酔いしない為の対策②
出船前に消化の悪いものやこってり系の食べ物は食べない。
インスタントラーメンやとんかつ定食などは禁物。
お腹に優しく、消化に良いものを胃に入れるのが〇です。
船酔いしない為の対策③
出船前日の寝る前と、出船時間の1時間前の計2回に分けて酔い止めの薬を飲む。
出船間際に飲むのは効果なし。
酔い止めを出船前日の寝る前と、出船時間の1時間前の計2回に分けて飲むのはかなり効果があります。
事実、船酔いの激しい友人は、この方法で船酔いを回避し、船釣りを楽しんでいます。
酔い止め薬はコレが圧倒的におすすめ。
私の周りはみんなアネロンを飲んでいます。
もし、船酔いしてしまったら?
あくびが出だして、口の中が酸っぱくなってきたらいよいよ船酔いの合図。
この時点で酔い止めの薬を飲もうがなんの効果もありません。
では、どうすれば船酔いの症状を緩和できるのでしょうか。
それは、塩分を取ることで緩和できます。
例えば、おにぎりに食塩をたっぷりとふりかけて食べたり、トマトに塩をかけて食べることで緩和できます。
というのも、船酔いの時は、胃の中が酸化状態に陥り、吐き気がするといわれています。
その状況で胃の中に塩分を入れ、酸化状態を中和させるのです。
船酔いを乗り越えて船釣りを楽しもう!
船釣りは普段出会えない大物に出会えたり、大漁が期待出来たり、とにかく釣り人にとってみると楽しい場所であることは間違いありません。
でも、船酔いという大きな敵がいることにより、船釣りを諦めていたり、不安に思っている方も多くいると思います。
そんな船酔いを乗り越えて楽しい船釣りに出かけましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊