【実釣インプレ】シマノ『20ストラディックSWシリーズ』SWクオリティが身近に感じられるリール
- 2020.10.11
- 釣具の実釣インプレ

今回は、シマノから2020年新作リールである「20ストラディックSWシリーズ」の実釣インプレです。
私は今回、20ストラディックSWの4000XGを堤防や地磯からのライトショアジギングやヒラスズキで使用するように購入してみました。
何度か使用した感想を言うと、シマノ社のSWというブランドを身近に感じられるリールだと思いました。
では、20ストラディックSWシリーズを実際に使ってみた実釣インプレをご覧ください。
『20ストラディックSWシリーズ』とは?
シマノが2020年の新作として発売したのが20ストラディックSWシリーズです。
今まで、SWというとステラやツインパワーなど、高価格帯のリールで手が出ないという様なイメージがありましたが(スフェロスSWは除外)、汎用リールでも大人気シリーズなストラディックが、お手頃価格そのままにSWシリーズで発売されたのです。
価格は中価格帯でお手頃のままですが、SWシリーズという名に負けないよう、ボディは完全にアルミでギアも剛性感アップでパワーアップしています。
総合カタログにも「過酷なSWシーンでも変わらない巻き心地を実現するために技術をつぎ込んだ」などと記載がありました。
実際使用した『20ストラディックSWシリーズ』の良い点
実際の使用回数・環境は、堤防でのショアジギング3回、地磯でのショアジギング2回、地磯でのヒラスズキ3回です。
使用ルアーは約40g前後のメタルジグとヒラスズキ用のミノーです。
「剛性感」
実際に購入し、家で巻いてみた感想は「カッチリしてるなぁ」でした。
カチャカチャとしたガタも少なく、非常にカチッとして剛性感のある感じ。
いざ釣り場に行ってジグを巻いたり、しゃくったりしてもたわみやブレなんかは全くありません。
ボディにはHAGANEボディが採用されており、全てアルミなので歪みやたわみはできる限り排除しているようです。
「滑らかな巻き心地」
これに関しては、ボディの剛性感に通じるところがあるのですが、巻き心地もカチッとしていて尚且つ滑らかで非常に気持ち良い印象。
こちらもHAGANEギアが使われており、精密冷間鋳造で作られたギアにグリスがしっかりと馴染んできたら非常に滑らかな巻き心地となりました。
過酷な使い方をするSWですが、これだけの巻き心地があれば使っていて気持ち良いなという印象です。
なお、実際にこの巻き心地以上でないとわからなかったかなぁというような、小さなアタリも取れました。
「価格に対して仕上がりが良い」
20ストラディックSWシリーズの価格は、4000番クラスで実売2万5千円前後です。
正直この価格で、この仕上がりのSWであれば非常に良いのではないかと思います。
こだわりが無ければステラSWやツインパワーSWはいらないのでは?と思うくらいです。
いわゆるコストパフォーマンスは良いと思います。
「SWにしては軽い」
最後の良い点は軽さです。
他のSWシリーズと比べてみるとその軽さは大きな差があります。
20ステラSW4000XG:355g
15ツインパワーSW4000XG:355g
20ストラディックSW4000XG:300g
どうでしょう。同じ番手とギア比でも50g以上の差があります。
正直釣りをする上において軽さは大きなアドバンテージです。
この軽さは武器ですね。
実際使用した『20ストラディックSWシリーズ』の悪い点
「ステラSWやツインパワーSWと比べるとちゃっちいかなぁ」
磯や堤防で何度も使い、実際に中型までのヒラスズキや青物を掛けましたが、ほとんど悪い点は見つかりませんでした。
でも、強いて言うならやはり、ステラSWやツインパワーSWと少し剛性感というかなんというか…が足りないような気がします。
恐らく、魚を掛けた際、その差が顕著に出る時は、大型の魚を掛けた時ぐらいだと思います。
5.60の青物やヒラスズキではステラとストラディックの差を明確に感じながら釣りが出来るという人は多くないかもしれません。
ですが、ステラSWやツインパワーSWで過酷なファイトをしたことがあるという人にはもしかしたら、20ストラディックSWに少し物足りなさを感じるだろうなと思いました。
実際使用した『20ストラディックSWシリーズ』インプレまとめ
ずばり、私の独断と偏見だけでいうと、「中価格帯のSWリールとしては申し分ない使い心地だ」と感じました。
これから堤防や磯でショアジギングやヒラスズキ、また、船からのジギングなどをしたいと思っている方にピッタリです。
上を見ればキリとお金がありません。
まずはこれで十分じゃないかなと思う、そんなリールでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
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