堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】を詳しくご紹介

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メバルは小魚などを積極的に捕食するフィッシュイーターです。

その食性を利用して、堤防や磯から生きた小魚をエサにウキを流してメバルを狙うのが【泳がせ釣り】です。

虫エサやエビ、ルアーなどを使うよりも、大型が釣れる確率が多いのが魅力です。

今回は、手軽の入手できる淡水魚をエサにしたエキサイティングなメバルの釣り方をご紹介します。

目次

堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】では淡水魚をエサにする

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出典:https://www.zukan-bouz.com/sp/syu/モツゴ

メバルは肉食の魚で、小型甲殻類やゴカイなどの多毛類、そして小魚を捕食します。

中でも生きた小魚をエサにすると、比較的型が良いメバルを効率よく狙って釣ることができます。

特にフグやその他エサ取りが多い場所では非常に効率よくメバルを釣ることが出来ますが、エサとなるイワシやシロウオを入手するのは難しく、弱い魚なので生かしておくのも難しいです。

そこで、生命力の強い淡水魚を代用します。

淡水魚は近所に用水路や池があれば簡単に採取可能です。

堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】のメリット

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メバルを泳がせ釣りで狙うの大きなメリットは、大型が狙いやすいという点です。

小魚を一口で呑めるサイズのメバルが優先的に食いついてきます。

また、アオイソメやエビ類などのエサを使っていると、フグ等のエサ取りばかりが食いついて来て、釣りにならないという事もあります。

しかし、淡水魚の小魚には食いついてきません。

この2点がメバルを狙う【泳がせ釣り】のメリットです。

堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】のシーズン

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メバルを狙う場合、釣り方問わず、多くのエリアでは2月下旬ころからメバルのシーズンが始まります。

春先に産卵を行うメバルは潮通しの良い岩礁帯に接岸し、3月中旬くらいまでに産卵を終えます。

そして3月中~4月頃になると小型のイワシやイカナゴなどが回遊し始め、大型のメバルを釣るチャンスが大きくなります。

その為、堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】のベストシーズンは3月中旬から4月頃までと言えます。

堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】のフィールドとポイント

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メバルは日中、岩礁帯や藻場に身を隠しています。

その為、日中にメバルを狙うのであれば、そういった障害物の周辺にエサとなる小魚を泳がせる必要があります。

フィールドに関しては、足元から水深がある磯や堤防に行くのがおすすめ。

日が暮れてくるとメバルは浅場に来てエサを捕食するため、堤防や漁港ではスロープや常夜灯付近、磯ではワンドや小磯周辺が狙い目。

また、メバルを狙うのであれば波の静かな場所や日が圧倒的におすすめです。

堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】のタックルと仕掛け

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日中と夜では、狙うタナが大きく変わる為、幅広い範囲を狙える遊動式仕掛けがおすすめです。
ウキは夜も使えるように電気ウキを使います。

【竿】

0.8号から1号くらいの磯竿を使います。
長さは釣り場によって変わりますが、堤防などの際狙いであれば4m前後、磯では5m前後がおすすめです。

【リール】

リールは小型のスピニングリールを使います。
メバル狙いでも大型のスズキなどが掛かる場合があるので、ドラグがスムーズな方がおすすめです。

【メインライン】

メインラインはナイロンの2号を使います。
100mほどは巻いておきましょう。

【ウキ】

ウキは夜も使えるように電気ウキがおすすめ。
メバルのアタリは繊細な事もあるので、3B~1号くらいを使います。

【針】

活き餌が弱らない様に細軸使用で軽い針を使います。
メバル専用針や袖張りなどがおすすめです。

【生き餌用のブクブク】

メバルを狙う【泳がせ釣り】ではエサとなる小魚を生かしておく必要があります。
その為、フタ付きの容器とエアレーターが必須。
活きエビを活かしておくセット品が各メーカーから発売しているのでそれを代用すればOKです。

堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】のエサ

【タナゴ】

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出典:https://zukan.com/fish/internal1375

タナゴは釣ることはもちろん可能ですが、ペットショップなどでは観賞魚用のエサとして安くで売られている場合もあります。
体高があり、ひらひらとアピールしてくれるのが特徴

【クチボソ・モロコなど】

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出典:https://www.zukan-bouz.com/sp/syu/モツゴ

メバルが本来捕食しているイワシやシロウオと同様に、スリムな形をしているのでメバルも違和感なく食いつきます。
身近な用水路や池などで釣ることが出来ます。

【ドジョウ】

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出典:https://www.zukan-bouz.com/sp/syu/ドジョウ

船釣りでもイワシの代用エサとして使用されることもあるのがドジョウ。
体長5センチほどがベスト。

堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】の誘い方

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まずはメバルのいるタナを見つけるのが重要。

潮にウキを乗せてウキを流しているだけでは、活性が高い時でないとヒットに結びつかないので、誘いを入れてメバルにアピールする必要があります。

具体的な誘い方は、エサを上下させるために少し竿をあおったり、少し仕掛けを巻いてくることでエサが動くので、アピール力が高くなります。

堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】の気をつけるべき点

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「エサは出来るだけ弱らせないようにする」

メバルを狙う【泳がせ釣り】はエサが元気に泳ぐことが何より大切なので、空気を絶やさず送る事以外に水温の変化にも気を配る必要があります。

バケツなどでは、気温の変化が水温に影響されやすいので断熱性のあるクーラーなどで生かしておくのがベストです。

「仕掛けは優しく投入」

何度も言いますが、この釣りはエサが元気である事が一番重要。

その為、仕掛けを投入する際もエサを弱らせない為、出来るだけソフトに行います。

とにかく優しく、エサを弱らせない行動をとりましょう。

堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】で狙え大漁!

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メバルは群れでエサを追う魚なので、1匹釣れたらチャンスだと思いましょう。

同じタナ、同じポイントに丁寧に仕掛けを入れていけば連続ヒットも可能性大です。

コツさえ覚えれば比較的簡単に釣れますし、釣れれば大物の確率も高いので、堤防や磯でメバルを狙う【泳がせ釣り】はおすすめです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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