【今さら聞けない?】メタルジグのフックセッティングについての基本をご紹介

  • URLをコピーしました!

今回は、メタルジグのフックセッティングについて、基本的な考え方をご紹介。

それぞれのフックセッティングのメリット・デメリットを理解し、自分に合ったフックセッティングをしましょう。

目次

メタルジグのフックセッティングは3パターンある

メタルジグのフックセッティングは主に3つのパターンがあります。

・ フロントフックあり、リアフックなし

・ フロントフックあり、リアフックあり

・ フロントフックなし、リアフックあり

狙う魚」「フィールドの特徴」「ジグに求める動き」によって使い分けが必要なので、確認していきましょう。

フロントフックあり、リアフックなし

f:id:keeemura:20210803081039j:image

ジグの頭側はフックがあり、尻尾側はフックがないパターンです。

メリット

「後ろにフックがないため、ジグの良い動きが期待できる」

「リーダーにフックが絡んで「エビ状態」にならない」

「根掛かりしにくい」

デメリット

ジグ後方へのバイトに対してフッキングできない

このパターンは、頭からジグを食べる青物系に有効なパターンで、底質が岩礁や消波ブロック付近でも根掛かりしにくいメリットがあります。

しかし、ジグを後ろから食べてくる根魚などは掛かりにくいというデメリットもあります。

フロントフックあり、リアフックありパターン

f:id:keeemura:20210803081104j:image

ジグの前にも後ろにもフックがあるパターンです。

メリット

・前後、どちらに食ってきてもフッキングができる。

デメリット

・リアフックによって ジグの動きが悪くなる

・リアフックがリーダーに絡んで「エビ状態」になる

・根掛かりが増える

このパターンは、「とにかく食ってきた魚は全て掛けてやる!その為なら、トラブルも気にしない!」という方におすすめ。

フロントフックなし、リアフックありパターン

f:id:keeemura:20210803081154j:image

ジグの前はフックなし、後ろだけフックありというパターンです。

メリット

・後ろから食ってくる魚のフッキング率が良い

デメリット

・ジグをしゃくった時の動きがにぶくなる

・「エビ状態」になりやすい。

・根掛かりしやすい

5g前後のマイクロジグでは一般的なフックパターンで、サバやアジをタダ巻きで狙うときは有効です。

しかし、ジグをしゃくって魚を狙うときにはおすすめできません。

フックはどれを装着すれば良いの?

トレブルフック

f:id:keeemura:20210803081605j:image

針が3つ付いているフックで、リアにつけるのが一般的。

フッキング率は向上しますが、エビりやすい・根掛かりしやすい・ジグの動きが悪くなるというデメリットがあります。

ジグをタダ巻きで使うだけならおすすめのフックです。

アシストフック(シングル)

f:id:keeemura:20210803081618j:image

針が1つだけで、太い糸で繋がれているフックです。

フックが1つだけなので、フッキング率は下がりますが、耐久性があり、大きな魚が掛かっても安心できるフックです。

針の抵抗が少ないので、ジグの動きを妨げないのもメリットです。

アシストフック(ダブル)

f:id:keeemura:20210803081629j:image

針が2つあり、それぞれ太い糸で繋がれているフックです。

フックが2つになるので、シングルに比べてフッキング率は上がります。

ただ、シングルに比べて針の抵抗が大きくなるので、ジグの動きは少しだけ鈍くなります。

今さら聞けない?メタルジグのフックセッティングについての基本をご紹介まとめ

f:id:keeemura:20210803082013j:image

今回は、メタルジグのフックセッティングとフックの特性についてご紹介しました。

基本的な考え方やメリット・デメリットを紹介しましたが、これが正解!という訳ではありません。

狙う魚やフィールドに応じて、自分のベストセッティングを探してみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次