梅雨の時期まで釣りができる砂浜も、7月に入れば海水浴客でにぎわい、日中は釣りになりません。
でも、そんな海水浴客が集まる砂浜は、実は絶好の穴場なのです。
海水浴客が砂の中のエサを掘り起こす
自分が海水浴を楽しんでいるときを想像してみてください。
砂浜の砂を蹴って海へ繰り出し、海へ入っても底を蹴りながら移動します。
たまには、足の届かないような場所まで行くかもしれませんが、大半の人は足が届く範囲で泳いだり、ビーチボールでバレーをしたりします。
ここで勘の良い人は気づくかもしれませんが、海の中の砂を蹴って砂の中のエサが出てくるのです。
しかも海水浴客が多ければ多いほど。
せっかくの砂浜で釣りができずにモヤモヤするかもしれませんが、エサを掘り起こして海中に撒いてくれていると思って海水浴客を見るようにしましょう(笑)
魚が夜から朝にかけて寄ってくる
日中は海水浴客エサを掘り起こしてくれました。
するとどうでしょう、水中はエサで賑わいます。
そのような状態になると、海水浴客が帰って海中が落ち着く夜や朝方は、砂から掘り起こされたエサを求めてシロギスやイシモチが岸際を回遊し始めます。
そして、シロギスなどを捕食するヒラメやマゴチの活性もあがります。
海水浴客さまさまです
日中釣りをしていないので釣り荒れしていない
海水浴客は、エサを掘り越してくれるだけでなく、釣り場を守ってくれています。
夜釣りをするなら、釣り人が仕掛けを投げ倒して魚を釣りまくっていた場所か、海水浴客が泳いでいた場所か、どちらをとりますか?
考えはそれぞれあると思いますが、釣り荒れしていないという面からみると後者が勝つでしょう。
海水浴客が帰った後の砂浜はパラダイスです。
砂浜をホームグラウンドにしている釣り人にとって、海水浴客と砂浜の取り合いは夏の恒例行事かもしれません。
実際、私も釣りをしに砂浜に行くと海水浴客がいて釣りができないという悔しい思いをした事もあります(笑)
しかし、それをマイナスに捉えるのではなく、プラスに考えることによって、釣果は伸びていくと思います。
海水浴客が帰った後の砂浜はパラダイスです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊