今回は、釣った魚を生きたまま持ち帰る方法の紹介です。
実際に、私たちも釣った魚を食べるために持ち帰るときは、出来るだけ生きたまま持ち帰るようにしています。
でも、
魚を生かしたまま持ち帰るのは難しそう…
と思うかもしれません。
ご安心ください。
今回ご紹介する方法を使えば、簡単に魚を生かしたまま持って帰れます。
この記事はこんな人におすすめ!
・釣った魚を生きたまま持って帰る方法が知りたい
・釣った魚を美味しく食べたい
釣った魚を生きたまま持ち帰るメリット
釣った魚は美味しく食べたい!
と思うのが釣り人の本音だと思います。
魚の持ち帰り方には、釣り場で絞めて持ち帰ったり、氷漬けにして持ち帰ったり、といくつか方法がありますが、私たちはできるだけ生きた状態のまま持ち帰るようにしています。
魚を生きたまま持って帰るメリット
・鮮度が良くて美味しい
・持ち帰っている間に砂・泥抜きになる
・家で締めてすぐに内臓を取るので、寄生虫対策になる
・家で生きた魚を見るのはテンションがあがる
釣った魚を生かして持って帰るには?
魚を生きた状態のまま持って帰るメリットをわかって頂けたと思います。
では、どのように生かして持ち帰るのでしょうか。
その方法は3つあります。
・クーラーを使う
・バッカンを使う
・バケツを使う
クーラーを使う
クーラーの中に水を入れて持ち帰る方法。
クーラーの蓋が閉まれば水が出る心配はありませんが、クーラーの形状によってはエアポンプの管をクーラーの中に入れることができないです。
エアポンプの管が入れれなければ魚が酸欠になるので、生きたまま持って帰ることができません。
バッカンを使う
バッカンの中に水を入れて持ち帰る方法。
バッカンはチャックで閉める物がほとんどなので、チャックの間からエアポンプの管を中に入れることができますが、水が漏れる可能性があります。
周辺が水浸しになるのは避けたいです。
バケツを使う
バケツの中に水を入れて持ち帰る方法。
バケツの上からエアポンプの管を入れることができますが、蓋が無いので水が漏れる可能性大。
このように、「クーラー」「バッカン」「バケツ」それぞれ一長一短ありますが、
① 水を漏らさずに
② エアポンプの管も中に入れて
③ 生きたまま持って帰りたい!
この3つの願望を叶える方法があるんです。
一番おすすめは「シマノのフィクセルシリーズの12L」を使う方法
釣った魚を生きたまま持って帰る一番おすすめの方法は、「シマノのフィクセルシリーズの12L」を使った方法です。
この「シマノのフィクセルシリーズの12L」を使えば、水漏れせず、水中に十分な空気を送りながら釣った魚が持ち帰れるうえ、プラスαのメリットがあるんです。
「フィクセルシリーズの12L」を使う方法がおすすめの理由
① フタをがっちり閉めて酸素ポンプの管も入れれる
② 水が漏れない
③ 釣り場で座れる
➃ 水温が変化しにくい
⑤ 35cmくらいまでの魚に対応できる
⑥ 水抜きが簡単
「フタをがっちり閉めて酸素ポンプもつけれる」
シマノのフィクセルシリーズ12Lを使う最大の利点が、フタにもう一つのフタがある点です。
上の写真を見て頂ければわかりますが、「シマノ|フィクセルシリーズ」には、大きなフタの中に小さなフタがあります。
この小さなフタは、釣った魚をすぐに入れるためにあるのですが、この小さなフタがあるからこそ、大きなフタを締めながらもエアポンプの管を入れるという事を可能にしています。
これで魚が酸欠になる心配はありません。
「水が漏れてこない」
フィクセルシリーズの12Lには、大きなフタの中に小さなフタがあり、エアポンプの管を入れることができるのはわかって頂きましたが、
そこから水が漏れてくるんじゃない?
と不安に思う人もいるでしょう。
でも、それは心配無用で水は漏れません。
大きなフタには、しっかりと密閉できるようにゴムのパッキンが付いており、水を3/4くらいまで入れた状態であれば、クーラーを多少ゆすっても小さいフタからでも水が漏れることはありません。
車に乗せて大きめの段差を走ったりしても漏れませんでした。
これで周辺が水浸しになる心配もありません。
「釣り場で座れる」
次のおすすめポイントは、クーラーに釣り場で座れる点です。
シマノのフィクセルシリーズは、「堅牢ボディ」といって、人が座っても大丈夫なように作られています。
魚を生かしつつ、釣り場ではイスにもなるという、嬉しい+α要素です。
「水温が変化しにくい」
クーラーを使う事による大きなメリットが一つあります。
それは水温が変化しにくい点です。
例えば、夏場バケツで汲んだ水をそのまま放置すると、すぐに水温があがり、数時間経てばお湯の様になります。
そうなると、温度変化に弱い魚たちは、すぐに弱って最終的には死んでしまいます。
しかし、もともと内部を冷やした状態を保つようにできたクーラーは、外気温に影響されにくいので、水温が変化しにくいというメリットがあります。
夏場でもバケツやバッカンに比べて、長い時間同じ水温が保つことができます。
「35cmくらいまでの魚に対応できる」
フィクセルシリーズの12Lは35センチくらいまでの魚であれば十分に持ち帰りが可能です。
フィクセルシリーズの12Lは底部分で幅16センチ・長さ31センチ・高さ23センチという寸法。
魚を斜めに入れれば、MAX35センチほどの魚であれば入ります。
過去には38cmのマゴチを入れて持って帰りましたが、家に着くまでピンピンと生きていました。
「水抜きが簡単」
無事に魚を持ち帰れた後の水の処理も簡単です。
フィクセルシリーズの12Lには水抜き栓が付いており、そこを開けることにより、簡単に排水が可能です。
自分が水を捨てたい場所で、水抜き栓を開ければ水の処理は完了。
魚を生かして持って帰ったあとの処理も簡単なのが嬉しいポイントです。
クーラーにエアポンプを付けるおすすめの方法
「シマノ|フィクセルシリーズ」は、魚を生かして持って帰れる便利アイテムとしてご紹介しましたが、1点だけ工夫をしなければいけない点があります。
それは、クーラーにエアポンプを付ける方法です。
「シマノ|フィクセルシリーズ」にはエアポンプを付ける装備はないので、「裁縫用のマジックテープ」を使って取り付けをしましょう。
「裁縫用のマジックテープを使う」
「シマノ|フィクセルシリーズ」にエアポンプを付けるときは、100均で売っている、「両面テープが着いた布用のマジックテープ」を使うのがおすすめです!
布に張る用の両面テープなので強い粘着力で剥がれる心配もなく、マジックテープなので取り外しもカンタン。
水洗いをしてもOKです。
釣った魚を生かして簡単に持ち帰る方法|まとめ
いかがでしたか。
今回ご紹介した方法は、私たちが毎回実践している釣った魚を生かして持って帰る方法です。
「フィクセルシリーズの12L」を用意すれば、簡単にそして多くのメリットを感じつつ、魚を生かして持って帰ることができます。
自分で釣った魚を美味しく食べたいという方は試してみてください。
今回ご紹介したおすすめのアイテム
「フィクセルシリーズの12L」
今回おすすめした方法に欠かせないアイテム。
このシリーズには保冷力に応じたグレードが4種類用意されていますが、予算と必要な保冷力に応じて選んでください。
ちなみに私たちは、中間クラスのフィクセルBASISグレードを使用しています。
「GEX(ジェックス) アトム5 電池式 23009」
小さくて安い持ち運び用のポンプ。
ちなみにエアポンプの管とストーン付きです。
単三の乾電池2本で約8時間持ちます。
ずっと使用していますが、故障も無く、長く使えるエアポンプです。