今回は都市に近い堤防でパワークラブを使ったチヌの落とし込み釣りをしてきました。
嫁は落とし込み釣り初挑戦ですが、なんと短時間で40アップのチヌを2枚も釣り上げる事ができました。
パワークラブおそるべし…
それでは釣行レポートご覧ください!
今回のフィールド【都市運河の堤防】
今回は大阪市の都市に近い運河の堤防に行ってきました。
大阪湾というとチヌの海と呼ばれる程チヌの魚影が濃いエリアですが、この日は堤防の際を見てもチヌの魚影は見えませんでした。
それでもチヌは必ずいると信じて釣りをしました。
今回のコンセプト【パワークラブの落とし込みで嫁に釣ってもらう!】
今回のコンセプトは【パワークラブの落とし込みで嫁に釣ってもらう!】です。
「パワークラブという人工エサで本当に釣れるの?」と疑問を抱いていた嫁に、この釣りの手軽さと面白さを知ってもらうため、手取り足取り教えました。
オモリと針とパワークラブをパパっと付けて、壁きわに落とすだけでチヌが釣れたら誰でも嬉しいですよね?(笑)
それを体感してもらいました。
『まずは、ジグヘッドにパワークラブを装着』
ジグヘッドにパワークラブを装着します。
付け方はパワークラブのお尻の部分にチョンと掛けるだけでOK。
シンプルで簡単です。
『堤防の際から少し離れて落とし込む』
パワークラブの装着が終われば、堤防の際から竿の長さ分くらい離れてパワークラブを落とし込んでいきます。
この時、堤防の際に近づきすぎるとチヌに気づかれて逃げられたり、チヌが警戒して食わなくなるので、出来る限りこちらの存在を気づかれないように立ち振る舞う事が重要です。
『指でサミングをしながら落としていく』
仕掛けを落とし込んでいく時の方法は、指でサミングをしながら少しずつ糸を出していきます。
今回はスピニングタックルで釣りをしましたので、ベールを起こしてスプールエッヂに手を置き、糸をサミングしながら出すようにしました。
『アタリを把握する』
さて、パワークラブをサミングしながら落とし込んでいけば次は、アタリを把握しなければなりません。
アタリを取るコツは主に二つあります。
まず一つ目は「サミングの最中のコツコツ・コンコン感」です。
これは比較的簡単で、仕掛けを落としている時に竿先がコツコツつつかれていたり、コンコンと引っ張られたりします。
時にはギュイーンと持って行かれる事もあるので、その時はすかさずガツンと合わせましょう。
次に二つ目は「仕掛けの落下でアタリを取る」です。
チヌは上から落ちてくるものをその場で食べて、食べたらそのままその場所にいるという、いわゆる居食いをします。
この居食いをされると竿先にアタリは出にくいので、アタリの把握をするのは難しくなります。
その為、仕掛けが何秒くらいで底に着くか、など目安を自分の中で持って、その目安より早く糸が出無くなれば、落ちる途中でチヌが食っているとしてアタリを聞いてみるという方法になります。
この二つのアタリの取り方さえ覚えればチヌのアタリは簡単に取ることが出来ます。
『底付近で一発目のヒット!』
パワークラブの落とし込み釣りを始めて20分くらい経過したころ、アタリの取り方もしっかり覚えた嫁は、「何回サミングをすれば底につくか」という目安を持って落とし込んでいました。
「ここはサミング25回で底に着く」のに「20回で仕掛けが止まった」ので少し竿先でアタリをきいてみるとグン!と本アタリが!
すかさず合わせてチヌとのやり取りを楽しみながら上がってきたのは「約40cmのキビレチヌ」です。
初めてパワークラブの落とし込み釣りをして20分で良型ゲットです!
『落としてすぐに2匹目のヒット!』
1匹目のチヌをゲットし、パワークラブの落とし込み釣りの楽しさを知った嫁は、どんどんとパワークラブを落としていき、前のヒットから約10投目、落としてすぐにアワセが入りました!
無事、フッキングし、上がって来たのは43cmのキビレチヌ!
パワークラブを落としてすぐにコンコンというアタリがあったとの事。
チヌも食い方が色々なのでそのアタリを取るのもこの釣りの楽しさの一つですね。
『嫁がパワークラブの落とし込み釣りにハマってしまった』
約1時間という短い時間でしたが、なんとアタリは5回以上でキャッチできたのは2匹の良型キビレチヌ。
初めてにしては上出来です。
嫁は「こんな簡単に、こんな大きいチヌが釣れるとか、パワークラブの落とし込み釣りハマってしまう!」と満面の笑みでした。
【今回の釣行レポート】
「パワークラブの落とし込み釣りの威力はすごい!」
今回の釣行時間は約1時間ほど。
その中で、一回も落とし込み釣りをしたことのない初心者である嫁が、40cmを超える良型チヌをゲットできたのは、言うまでもなくパワークラブの食わせる能力のおかげだと思います。
もちろん、本物のカニや貝を使った方がもっと食いつきが良いかもしれませんが、そうとなるとエサの用意が必要なので手軽ではありません。
釣具店で買ったパワークラブをパッケージから出してジグヘッドに付けるだけで、初心者でも良型チヌがしかも短時間で釣れる「パワークラブの落とし込み釣りの威力はすごい!」の一言です。
今回使用したアイテム
「パワークラブ」
マルキューより発売している生分解性の人工エサ。
見た目もリアルなカニである上、味と匂い付きでチヌに食わせます。
ワームの様な感じで扱える便利なエサです。
「ジグヘッド」
フィールドの深さや状況にもよりますが、3g前後がおすすめ。
重すぎるとフォールスピードが速すぎてチヌは食ってこないので、どちらかというと重さは軽めにしてゆっくりと落とす方が良いです。
ちなみに今回使用した重さは3gです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊