【ウナギ釣り】都市近郊の河川で手軽に楽しめるウナギ釣りをご紹介

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国産の養殖ウナギとは比べ物にならない美味しさの天然ウナギ。
そんな高級食材である天然ウナギが身近な河川で釣れることは意外に知られていないんです。

初心者の方でも釣るチャンスが大いにあるウナギ釣りですが、釣れるポイントやエサ・時合などをしっかりとおさえておくことが大切です。

今回はそんなウナギ釣りの仕掛けやタックル・おすすめのエサやポイントをご紹介します。

目次

手軽に釣れるウナギ釣り

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ウナギは北海道の一部を除いては日本全国各地に生息している魚であり、生息範囲は汽水域から河川の上流までと非常に広く、その上エサとなる小魚や甲殻類などが居れば小さな用水路にまで棲んでいます。

このことから、ウナギを狙える釣り場は日本全国に数多く存在していると言えます。

しかも釣り方は極めてシンプルであり、「エサを付けてアタリを待つだけ」です。

ルアーフィッシングのようなテクニックは必要なく、初心者の方でも大いにチャンスがある釣りです。

ウナギ釣りのシーズン

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ウナギは高水温時に活性が上がる魚である為、春から秋がシーズンといえます。

一般的には水温が20℃を超えてくると動きが活発になり、エサを捕食し始めると言われています。
この水温の基準は地域差によって異なりますが、河川の中流から河口の汽水エリアの水温が20℃より高くなりはじめる6月から、水温が最も高くなる8月くらいまでがベストシーズンといえるでしょう。

また、8月下旬から10月にかけては産卵のために海へ下りますが、この時期のウナギは産卵に備えてエサを荒食いし、脂のノリも良く体も黄金色に輝きます。
この産卵前のウナギを『くだりウナギ』と呼び、格別美味しいと有名です。

ウナギ釣りのタックルと仕掛け&必需品

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ウナギ釣りのタックルはあらゆるたっくるで代用できます。

オモリを付けて多少のキャストが出来るようであればOKですので、シーバスタックルや磯竿のタックル・バスタックルなどが使えます。

『ロッド』

ロッドは20グラムくらいのオモリをキャスト出来るロッドであればOK。
バスロッドやシーバスロッド、磯竿やエギングロッドなど代用できるものは多数あります。

『リール』

リールは小型~中型スピニングリールを使います。
高性能である必要はありませんが、ライントラブルの少ない中価格帯以上のリールがおすすめです。

『ヘッドライト』

ウナギ釣りは基本夜に行います。
もしライトが無ければ何もできません。
仕掛けの準備やエサの取り付けなどをストレスなく出来るようにヘッドライトは必ず用意しましょう。

『ウナギ釣りの仕掛け』

ウナギ釣りでは、ウナギの居そうな障害物の周りなどに仕掛けを投入するので、あまり細すぎる糸はおすすめできません。
そのため、ナイロンの4号くらいラインを道糸に使用し、ハリスは根ずれに強いフロロカーボンの4号を使用し、ウナギ針を結ぶのが基本です。

オモリはある程度飛ばすことが出来れば何でもよいですが、軽すぎると流れに流されますし、重すぎると根掛かりしまくりになるので使用環境に合わせて重さ調整をしましょう。

なお、ウナギ釣りは基本的に向こうアワセになるので、針ごとエサを食い込ませれるウナギ針を使用することを強くおすすめします。

ウナギ釣りのおすすめエサ3選

『ミミズ』

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ウナギ釣りではド定番のエサ。

釣具店では一箱500円ほどで売られており、形も揃っているので扱いやすいです。
何匹かを房掛けして匂いと動きでウナギにアピールします。

『アオイソメ』

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河口などの汽水域でのウナギ釣りで人気のエサであり、どこの釣具店でも売っているので入手が容易です。

エサ持ちも良く、ボディのボリュームもある為、扱いやすいです。
ただ、チヌやハゼ・エイなどにも人気のエサである為、外道が釣れやすいという点もあります。

『サバの切り身』

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匂いがきついエサを好むウナギにとってサバの切り身などのエサも効果的です.

スーパーなどで容易に入手でき、安価な為初心者の方にもおすすめのエサ。
使用時は、ウナギの口に入りやすい様に短冊状に切って使うのがおすすめです。

ウナギが釣れる川の見分け方

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冒頭でもご紹介した通り、ウナギはどこの河川でも釣れる可能性がありますが、世の中にあるすべての川で釣れるわけではありません。

もちろん釣れない川もありますが、釣れる川には大きな特徴が2つあり、まず一つ目は『ウナギのエサが多い川』です。

ウナギのエサとなる小魚や甲殻類が豊富な川は、ウナギが多く棲んでおり、しっかり育った美味しいウナギが期待できます。

2つ目は『ウナギが隠れる場所が多い川』です。

ウナギはほとんどの時間を隠れ処で過ごすので隠れ処が無いとウナギは寄り付きません。

テトラや捨て石などが多く点在する河川はウナギの釣果が期待できるので、『エサとなる生物と隠れ場所が多い川』で狙ってみましょう。

ウナギが釣れるポイント

『テトラや捨て石周り』

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テトラや捨て石周りはウナギの住処であり、超有望なポイントの一つです。
夜になると住処から出てきて、テトラや捨て石周りでエサを探します。
日中の間にテトラの形や水深を見ておきましょう。

『橋の橋脚回り』

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橋脚の周りには捨て石やそのほか障害物が多く、何よりも橋脚自体が大きな障害物となっている為、ウナギが住み着きやすい環境が整っています。
橋脚の上流側・下流側いずれも良いポイントになるので丁寧に探りましょう。

『河川の合流ポイント』

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川の流れが合流するポイントは水中の酸素量が多く、プランクトンが豊富でウナギのエサとなる小魚やエビが多く集まる為、ウナギの捕食ポイントになります。

ウナギが釣れる時合

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ウナギの釣果は時合で決まるといっても過言ではありません。
具体的には日没後2時間程度がベストタイミング。

もしそのベストタイミングを逃すと、どんなに良いポイントにエサを投入しても反応がいまいち得られなくなってしまいます。

釣行当日の日没時間を把握して、日没の少し前くらいから仕掛けを投入し、ベストタイミングにしっかりと狙えるようにしましょう。

ウナギ釣りのテクニック

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ウナギ釣りは、時合が始まってから仕掛けを投入するのでは少し遅いです。
日中の間に川底の地形や隠れ処になりそうなポイントのチェック、などを一通り済ませて、日没手前には仕掛けを投入したい。

仕掛けを投入し、アタリを待つ間は、ときどき仕掛けを上げてエサのチェックと仕掛けの絡みが無いかの確認をするのも重要です。
日没から2時間のベストタイミングは竿から離れず、ウナギのアタリに集中しましょう。

ウナギ釣りの注意点

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釣りをする河川によってはウナギを釣るのに遊漁券が必要な場合があります。
もし遊漁券を買わずに釣りをした場合、罰せられることもあるので、釣りをしようと検討中の川があれば、その川の漁業組合などに問い合わせをして確認をしましょう

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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