エビ撒き釣りとは、特に関西の瀬戸内エリアでシーバスやチヌを狙うときに人気な釣り方です。
身近な堤防で日中に大型のシーバスやチヌが釣れたり、数・サイズが狙えることから、初心者の方でも気軽に釣りの醍醐味を楽しめる釣り方です。
この記事はこんな人におすすめ!
・エビ撒き釣りの釣り方を知りたい
・エビ撒き釣りに使う道具を知りたい
【堤防でシーバス・チヌを釣る】エビ撒き釣りとは?
エビ撒き釣りとは、シンプルに説明すると、
1. 活きたエビを撒く
2. 魚が寄ってくる
3. 魚がエビを食べる
4.針のついたエビを投げる
5.針のついたエビを魚が食べる
6.魚が釣れる
という釣り方で、関西方面では古くから親しまれてきた釣り方です。
生きたエビを用意する必要がありますが、活きエビは魚を寄せる力がかなり強く、小型~大型の魚が寄ってきて、釣れやすい状況を作り出すという釣りです。
釣りやすい状況を作るので、初心者の方でもシーバスやチヌを釣りやすく、気軽に大物を狙えます。
シーバス(スズキ)狙いがとくに人気
エビ撒き釣りで狙う魚で、特に人気なのがシーバス(スズキ)です。
エビ撒き釣りであれば、日中に釣るのは難しい大型シーバスでも、釣れやすくなります。
エビ撒き釣りは、日中でも大物の捕食スイッチを入れてくれます。
【堤防でシーバス・チヌを釣る】エビ撒き釣りが有効なポイント
【外洋に面した防波堤】
大型のシーバスやチヌを狙うのであれば、外洋に面した堤防がおすすめです。
外洋に面しているのに加えて、テトラポッドなどのストラクチャーがあれば、なお良し。
外洋に面していれば、潮通しもよく、活性が高い魚の群れが回遊してくるので数釣りも楽しめます。
【漁港・波止の内側】
シーバスやチヌは、漁港や波止の内側にも生息しています。
特に外洋側が荒れているときは、内側に溜まっていることがあるので、状況を見極めてポイントを選びます。
内側でエビ撒き釣りをする時は、堤防の壁きわや底付近を丁寧に探っていけば、釣果につながります。
【堤防でシーバス・チヌを釣る】エビ撒き釣りに使うタックル
エビ撒き釣りで使うタックルは、1.5号の磯竿と小型スピニングリールがおすすめ。
また、ライン(糸)は、水に浮くナイロンラインの2号前後を使います。
なお、ここでは入門編に適したタックルをご紹介するので、何を買えば良いかわからない人は参考にしてください。
ロッド|【シマノ】ホリデー磯
リール|【シマノ】FX2500(2.5具のナイロンライン付き)
【堤防でシーバス・チヌを釣る】エビ撒き釣りの仕掛け
エビ撒き釣りの仕掛けは、ウキを使うのが一般的です。
エビをついばむ小さなアタリも取れるように感度の良いウキを使うのがおすすめ。
なお仕掛けは、市販されているものを使うとすぐに釣りが始めれるので便利です。
また、その日によって魚がかかるタナは違いますので、アタリが無い場合は、こまめにタナを変えるのが重要です。
【堤防でシーバス・チヌを釣る】エビ撒き釣りのエサ
エビ撒き釣りのエサで最もポピュラーなのがシラサエビです。
多くの釣具店で取り扱っているので、購入の際はお近くの釣具店に問い合わせしてください。
また、買う量も、釣りをする時間によって左右するので、釣り店で相談するのがベスト。
なお、シラサエビが無いお店や地域がありますが、ブツエビと呼ばれるエビでも代用可能です。
エビ撒き釣りはエビの鮮度が命
エビ撒き釣りでは、エビが元気に水中で泳ぎ回ることにより、シーバスやチヌが寄ってきて、エサを食べます。
そのため、買ったエビを長い間元気に生かしておけるように、水中ポンプ(ブクブク)と小型クーラーが必需品です。
【堤防でシーバス・チヌを釣る】エビ撒き釣りの釣り方
エビ撒き釣りの手順①
潮の流れを確認し、狙ったポイントにエサが流れるように仕掛けを投入します。
仕掛けが全て着水したら、糸ふけをとります。
エビ撒き釣りの手順②
糸ふけをとり、ウキが起き上がってくるのと同時くらいに、仕掛け周りにエビを上から巻きます。
針に付けたエビの周りに、撒いたエビが降ってくるイメージです。
エビ撒き釣りの手順③
エビを撒いて、仕掛けがなじんだら、仕掛けを軽く手前に引いて、ラインを張らず緩めずの状態にし、アタリがあった時に次の動作がしやすい様にしておきます。
エビ撒き釣りの手順④
アタリが無い場合は、仕掛けを軽く引いて、エビを強制的に動かすようにして魚へアピールします。
また、エビ撒き釣りはエビの活きの良さが非常に重要なので、こまめに付けエサをけるようにしましょう。
【堤防でシーバス・チヌを釣る】エビ撒き釣りのエビの巻き方
【ストラクチャーがあるポイント】
テトラポッドや沈み根など、障害物がある場所では、その周辺が絶好のポイントになります。
その為、エビは上から撒くだけにし、撒いたエビが逃げ込む場所を重点的に探れるように仕掛けを投入しましょう。
障害物が多いポイントは、居付きの魚がいるだけではなく、外から回遊して来た魚が付く事もあるので、必ず狙うべきポイントです。
【ストラクチャーが無いポイント】
障害物がないポイントでは、エビを撒いて自分でポイントを作り出す必要があります。
居付きの魚は期待できないので、回遊してくる魚をエビで足止めし、釣っていきましょう。
この場合は、カゴにエビを入れて底付近でエビを撒いてポイントを作っていくと良いです。
【堤防でシーバス・チヌを釣る】エビ撒き釣りのワンポイントアドバイス
釣れない時は底付近を重点的に狙う!
エビを撒いても撒いても、全くアタリが無いときもあります。
そんな時は、
・狙いのタナが浅すぎる
・魚の活性がすごく低い
ということが考えられます。
そのため、アタリがないときは、底付近を重点的に探っていくのがおすすめです。
【堤防でシーバス・チヌを釣る】エビ撒き釣りであなたも大物をゲットしよう!
身近な堤防で大型のシーバスやチヌが狙えたり、数釣りが期待できるエビ撒き釣り。
道具をそろえれば、初心者でも比較的容易に釣ることができますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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