【マダイをルアーで釣る】ショアからマダイを釣る釣り方とタックルなどを詳しくご紹介。
- 2020.05.01
- マダイ 魚の種類別釣り方紹介

マダイといえば魚の王様とも称され、日本では大人気な魚のひとつであります。そして、そんなマダイを釣るには船で沖へ出て釣るというのが一般的です。しかし、タックルの進化やルアーの進化、釣り人の創意工夫で、近年では身近なショア(陸)からもマダイが釣れると知られるようになりました。
そして今回は、ショアからマダイを釣る釣り方とタックルなどを詳しくご紹介します。
※実際に私たちも身近な海でショアから40センチアップのナイスマダイをキャッチすることに成功しました!
ショアからルアーでマダイを釣る【魅力】

マダイは基本的に船で沖へ出て狙う魚ですが、岸からでも水深が深い堤防近くや、沖磯まわりなど釣れるフィールドは多彩です。
しかし、ルアーでショアからマダイを狙って釣るという事は非常に難しいとされていました。
シンプルなルアータックルで、身近なショアからマダイが釣れれば、最高に嬉しいですよね。
【ショアからルアーでマダイを釣る】は、高級魚マダイがシンプルなルアータックルで釣れるという点が最大の【魅力】です。
ショアからルアーでマダイを釣る【シーズン】

春か秋がベストシーズン
マダイは、釣り方を問わなければ1年中狙える魚ですが、普段は沖の深場を生息地としています。
その為、ショアから狙うとなるとかなり難しいものです。
ですが、そんなマダイも岸に近づいてくるタイミングがあります。
それが春と秋です。
春には産卵前のいわゆる乗っ込みの時期となり、浅場へやって来て、エサを荒食いします。
そして秋には、春ほど釣りやすくはありませんが、ベイト(小魚)を追って浅場へ入ってくるため、ショアから狙えるようになります。
ショアからルアーでマダイを釣る【タックル】

マダイをショアから狙う専用ロッドなどはありませんが、強めのシーバスタックルやショアジギングタックルなどで代用可能です。
ショアからマダイを狙う場合は、出来るだけルアーを遠投させたほうが有利なので、タックルバランスにはこだわりたいところです。
今回は、私たちも実際にショアからルアーでマダイを釣り上げることが出来たシーバスタックルをご紹介します。
【ロッド】
シーバスロッドの中でも強めのアクション&少し長めのものを選びましょう。
40g前後のメタルジグなどをフルキャスト出来るロッドがベスト。
遠投した先で魚があたっても、敏感にアタリを感じ取れるエクスセンスは信頼できるロッドです。
【リール】
リールはギア比の高いHGやXGのものをおすすめします。
ルアーを遠投するこの釣りは、100m近く遠投することもあるため、ギア比が低いとルアーや魚を掛けた時もスピーディーさに欠ける為、ギア比の高いリールで寄せてこれるようにしましょう。
【ライン】
メインラインはPEの1.2号~1.5号くらいを使用します。
リーダーは必ずつけるようにしましょう。
ピットブル1.2号
【その他】
いざマダイが釣れて岸まで寄せてきた時、かならず必要になるのがランディングネットです。
岸から釣れるマダイは意外と大型の個体が来たりします。
そんな貴重なマダイを逃がさないためにもランディングネットは必ずほしいアイテムです。
ショアからルアーでマダイを釣る【ルアー】

ショアからマダイを狙うルアーは主に『メタルジグ』『メタルバイブレーション』『ミノー』の3種類ですが、もう一種かなりおすすめしたいのが『オモック』と呼ばれるルアーです。
この合計4種類のルアーを一つずつご紹介します。
『メタルジグ』
メタルジグは、各メーカーや種類により形や動きの設定などさまざまですが、基本的にメタル素材で作られていて、シルエットは小さめなのに重くてキャストしたときには飛距離が出るルアーです。
フォール中はひらひらとマダイにアピールしながら動いて、ただ巻やしゃくりでもフラッシング効果でマダイにアピールします。
使うフィールドによって使用する重さは異なりますが、30-50gほどのメタルジグを揃えておくとあらゆる状況に対応できます。
『メタルバイブレーション』
ヒラメやシーバス用に発売されているメタルバイブレーションも効果的です。
メタル素材のため、飛距離も出て、ただ巻きだけでもぶるぶると泳ぎながらフラッシングでのアピールもしてくれるので扱いやすいルアーです。
『ミノー』
『メタルジグ』や『メタルバイブレーション』に比べて、マダイを狙う時は使用頻度は少ないですが、ミノーで届く距離にベイトが追われているのが確認できたりすればミノーが非常に有効な時があります。
ミノーの中でも飛距離が出やすいミノーを持っておくのがベストです。
『オモック』

オモックとは、オモリ+フックを足した名称で、基本的に自作するものです。
そんなオモックを自作して、フックをカスタムした『オモックタイラババージョン』がかなりおすすめです。
タイラバというと主に船から使うルアーですが、ウェイトを軽くしてショアからキャストしやすくした『オモックタイラババージョン』で実績が出ています。
自作ルアーなのでロストしてもお財布には優しく、かなりおすすめです。
『オモックタイラババージョン』はこちらで作り方などをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
5分で完成『オモック』の簡単な作り方とカスタム方法2種類をご紹介。
ショアからルアーでマダイを釣る【ポイント】
マダイを岸から狙うといっても、どんな場所にマダイはいるのでしょうか。
『水深のある漁港』

水深のある漁港の先端は、かなり有望なスポットのひとつです。
ある程度水深があればマダイもエサを追って接岸してきますし、沖と漁港周りの回遊にもあたります。
身近な漁港でも意外とマダイが回遊してきたりします。
『磯』

磯は急な地形の変化に富んでおり、マダイが常にその周りをうろうろしていることもあります。
ベイトの群れが寄ってきていれば最高のポイントになります。
磯場は危険ですので足元に気を付けて狙ってみてください。
『サーフ』

水深のあるサーフもマダイの捕食スポットや回遊ポイントになります。
出来るだけ遠投し、より深場を探っていけばマダイが掛かる確率も多くなります。
ショアからルアーでマダイを釣る【ルアーのアクション】

マダイをルアーで狙う場合、ルアーをキャストした後、底まで着底させるのが基本です。
着底後は、ルアーを上げ下げするリフト&フォールやただ巻きなど、ルアーにアクションを加えてマダイにアピールしましょう。
なお、ミノーを使う場合でも高速巻はせず、表層のひとつ下を狙うイメージで巻いてきましょう。
ショアからルアーでマダイを釣る【ワンポイントアドバイス】
『ロングキャスト重視』

ショアからルアーでマダイを釣る際、最高の武器になるといっても過言ではないのが、ルアーの飛距離です。
より広範囲や深場を探るためにはロングキャストは必須。
タックルバランスや風の向きなどを考慮しながら100mほど遠投できるようになればショアからルアーでマダイを釣る上ではかなりの強みになります。
ショアからルアーでマダイを釣る【実際に身近な海でルアーを使ってマダイを釣った動画】
実際にショアからマダイを釣った動画があります。
是非ご覧ください。
ショアからルアーで高級魚【マダイ】を釣ろう!

魚の王様マダイ、実際にマダイを岸から釣るのは簡単ではありません。
ですが、シーズンやポイントなどを合わせていけば決して釣れない魚ではありません。
ショアから良型のマダイを釣り上げた時の喜びは大きく、お土産としても大変喜ばれます。
ショアからルアーで高級魚【マダイ】を狙ってみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
K村夫婦でした⭐️
[…] […]