今回は、海釣り初心者の方におすすめの釣り方を3つと狙う魚・道具を徹底解説します。
海釣りを始めてみたいけど、道具も場所も釣り方もわからない…
という方は、ぜひご覧ください。
この記事を読めば、すぐに海釣りを始めることができて、魚が釣れるようになります。
この記事はこんな人におすすめ!
・海釣りを始めたい
・初心者でも狙える魚が知りたい
・海釣りを始める道具を知りたい
海釣り初心者|ベストな釣り方①【サビキ釣り】
海釣りの一番人気で、魚を簡単に釣る釣り方が【サビキ釣り】です。
普段釣りをしない人でも、1回くらいやった事があったり、聞いたことがある釣り方かもしれません。
アミエビという撒きエサを撒きながら、サビキ針という疑似針を使って魚を釣る方法。
アミエビを勢いよく食べる魚は、サビキ針もエサと思い込んで食べに来ます。
「仕掛けを足元に落とすだけ」で、シンプルな釣りなので、初心者の方にピッタリ。
もし、アジやイワシの群れがいれば、数十匹釣ることも可能です。
【サビキ釣り】釣れる主な魚
サビキ釣りで釣れる魚は主に下記の通り。
アミエビを好んで食べる魚が多いです。
アジ
イワシ
サバ
カワハギ
メバル
チャリコ(マダイの幼魚)
ベラ
グレ
etc
【サビキ釣り】できる場所
堤防
サビキ釣りは、足元に仕掛けを落としていく釣り方なので、堤防など足元の水深が深い所でするのがベスト。
水深が浅い堤防よりも深い堤防の方がおすすめです。
【サビキ釣り】シーズン
サビキ釣りは、1年中できる釣りです。
ただ、一番釣れるシーズンは、アジやイワシが回遊・接岸してくる秋。
秋>夏>春>冬の順番におすすめです。
【サビキ釣り】用意する道具
サビキ釣りをしたい人は、今から紹介する道具さえ揃えれば、すぐに始めることができます。
初心者の方におすすめのサビキタックルなので、買って間違いはありません。
ロッド:シマノ|アドバンスショート2号
サビキ釣り・チョイ投げ釣りなど、幅広いエサ釣りに対応できるロッドが「アドバンスショート2号300」。
1本持っていれば、あらゆるエサ釣りをすることができます。
また、竿を仕舞えば85cmに縮むので、携帯性や収納性も抜群で、手軽に釣りを始めてみたい方にはぴったり。
メーカーも「シマノ」で、価格も求めやすいので初心者の方の1本におすすめです。
リール:シマノ|ネクサーブ
釣り具の有名メーカー「シマノ」のエントリーモデルのリール。
初心者の方でも、ライントラブルが起こりにくい設計となっており、サビキ釣り・ルアー釣り・チョイ投げ釣りなど、何にでも使える汎用性の高さもメリットです。
安心のシマノクオリティを求めやすい価格で実現されているおすすめのリールです。
仕掛け:サビキ仕掛けセット(カゴ付き)
サビキ仕掛けは、市販のものを買うのがおすすめ。
このサビキセットを購入すれば、サビキ釣りに必要な仕掛けが全て揃っているので、釣り場で糸を結ぶだけで、すぐに始めることができます。
エサ:アミ姫
サビキ釣りは魚を寄せて、サビキの針を食わせるために、撒きエサが必要です。
このアミ姫は、撒きエサのアミエビがチューブタイプの容器に入っているため、「持ち運び」「撒きエサをカゴに入れる動作」が楽にできます。
また、もし余った場合でもチューブのフタを締めれば保存も可能。
撒きエサの用意が大変なサビキ釣りのデメリットを消してくれるアイテムです。
【サビキ釣り】に向いている人
サビキ釣りに向いている人はこんな人!
・とにかく手軽に魚釣りをしてみたい
・難しいことはできないけど、たくさん魚を釣ってみたい
・子供でも簡単に釣れる釣りを探している
・アジ、イワシ、サバを釣りたい
【サビキ釣り】をもっと知りたい人はこちら
海釣り初心者|おすすめの釣り方②【チョイ投げ釣り】
チョイ投げ釣りは、仕掛けを海に向かって投げて、海の底にいる魚を狙う釣り方です。
狙える魚はかなり多く、1年中楽しめる釣り方。
しかも大物が釣れる可能性だって十分にあります!
ただ、仕掛けを海に向かって投げる必要があり、初心者には少し難しいように感じるかもしれませんが、投げ方を動画で見れば誰でもすぐに投げれるようになります。
投げ方の動画はこちらを参考にしてみてください。
【チョイ投げ釣り】釣れる主な魚
チョイ投げ釣りで釣れる魚は主に下記の通り。
海底付近に潜む魚が多く釣れます。
・キス
・ハゼ
・セイゴ(スズキの幼魚)
・チヌ
・ベラ
・チャリコ(マダイの幼魚)
・コチ
・カサゴ(根魚)
【チョイ投げ釣り】できる場所
堤防
堤防はチョイ投げ釣りのベストスポット。
堤防周りは足場も良いため、初心者の方も安心して釣りを楽しめるうえ、魚の種類も多くさまざまな魚種を狙うことができます。
また、チヌやセイゴなどちょっとした大物も釣れる可能性があるのも魅力です。
砂浜
砂浜でチョイ投げ釣りが楽しめます。
特に、キス・ハゼ・コチなど砂地の魚を狙うなら砂浜でチョイ投げ釣りをするのが一番。
身近な砂浜や海水浴場で十分にチョイ投げ釣りができます。
【チョイ投げ釣り】シーズン
チョイ投げ釣りは冬の寒い時期を除いて、長い期間楽しめる釣り方です。
その中でも特におすすめの時期は春から夏。
夏はキスやハゼなどチョイ投げ釣りで釣れるメインターゲットが一番岸に近づく季節であり、その他にも多くの魚が狙えます。
初心者の方がチョイ投げ釣りを始めるなら、気温が暖かくなる5月くらいがおすすめです。
【チョイ投げ釣り】用意する道具
ロッド:シマノ|アドバンスショート2号
チョイ投げ釣りに一番おすすめなのが「アドバンスショート2号300」。
1本あれば、チョイ投げ釣りに限らず、サビキ釣り・ウキ釣りなど、多くのエサ釣りができます。
また、竿を仕舞えば85cmに縮むので、携帯性や収納性も抜群で、手軽に釣りを始めてみたい方にはぴったり。
メーカーも「シマノ」で、価格も求めやすいので初心者の方の1本におすすめです。
リール:シマノ|ネクサーブ
ネクサーブは初心者の方でもトラブルが起きにくいリールで、チョイ投げ釣りだけでなくウキ釣り・サビキ釣り・ルアー釣りなど何にでも使えます。
また、価格もお求めやすく、気軽に釣りを始めたい人にはかなりおすすめ。
どのリールを買おうか迷っている人は、まずは初めの1つで買ってみてください。
仕掛け:チョイ投げ仕掛けセット
仕掛けは市販のチョイ投げ釣りセットを買うのがおすすめ。
針とオモリがセットになっており、糸を結ぶだけですぐに釣りを始めることができます。
エサ:アオイソメ
チョイ投げ釣りのエサは、アオイソメが一番おすすめ。
アオイソメはどの釣具店でも売っているため、入手が簡単なうえ、堤防・砂浜にいる魚の大半は釣ることができます。
もし、アオイソメが無ければ、イシゴカイなどの虫エサでOKです。
【チョイ投げ釣り】に向いている人
チョイ投げ釣りに向いている人はこんな人!
・仕掛けを投げて広範囲の魚を狙いたい人
・いろんな魚を狙いつつ、大物も狙いたい人
・砂浜で気軽に釣りをしたい人
【チョイ投げ釣り】をもっと知りたい人はこちら
海釣り初心者|おすすめの釣り方③【探り釣り】
探り釣りとは、堤防の壁きわ・すき間・障害物の間に潜んでいる魚を狙う釣り方です。
動作はサビキ釣りと同じく、仕掛けを下に落としていくだけですが、壁のキワキワを狙うのが一番のコツ。
それさえできれば、初心者の方でも簡単に魚を釣ることができます。
【探り釣り】釣れる魚
・カサゴ(根魚)
・アナハゼ
・メバル
・ベラ
【探り釣り】出来る場所
堤防
探り釣りは、堤防などの壁きわを探る釣りなので、水深のある堤防や漁港でするのがベスト。
とにかく堤防の壁きわに仕掛けを落としていくのが釣果アップにつながります。
【探り釣り】シーズン
探り釣りは1年中楽しめる釣りです。
春・夏・秋の魚の活性が高いシーズンはもちろん、メインターゲットが低水温にも強いカサゴなどの根魚なので、水温が低くなる冬でも楽しむことができます。
【探り釣り】用意する道具
ロッド:ツリモン|鱒レンジャー
探り釣りは、壁きわを探る釣りのため、出来る限り短くて取り回しやすい竿がおすすめ。
鱒レンジャーは短くて取り回しやすいうえに、竿先が柔らかいため、魚のアタリがわかりやすいのも特徴。
見た目もカラフルで可愛いため、お子さんや女性にも人気のロッドです。
リール:シマノ|ネクサーブ
ネクサーブは初心者の方に扱いやすいリールで、探り釣りだけでなく、チョイ投げ釣り・ウキ釣り・サビキ釣りなどにも使える汎用性の高さもメリットの一つです。
また、価格も手に入れやすく、気軽に釣りを始めたい人におすすめのリールです。
仕掛け:ブラクリ仕掛け
仕掛けはブラクリ仕掛けという「オモリと針が一体になった仕掛け」を使うのがおすすめ。
数個入って300円ほどで売っているので、手に入りやすい仕掛けです。
なお、ブラクリ仕掛けは、そのシンプルさゆえ自分で簡単に作れるので、自作したい人はこちらの記事を合わせて読んでください。
>>【ブラクリ仕掛けを自作】釣果もばっちり!3分で出来る「簡単ブラクリ仕掛けの作り方」
エサ:アオイソメ
アオイソメを使うのがおすすめ。
アオイソメは匂いが強く、堤防のキワやすき間に隠れる魚に強くアピールします。
なお、食いつきをよくするため、ちぎって針につけるのが重要です。
【探り釣り】に向いている人
チョイ投げ釣りに向いている人はこんな人!
・カサゴなどの根魚をメインで狙いたい人
・仕掛けを投げたりはできないけど、簡単に釣れる釣りがしたい人
・冬でも釣果を求める人
【探り釣り】をもっと知りたい人はこちら
釣り初心者の方が覚えておくべき釣りのマナー
【ゴミは絶対に持ち帰る】
【エサで釣り場を汚したら洗う】
【小さい魚はリリース】
【ゴミは絶対に持ち帰る】
最近では釣り人が増えて、一部のマナー違反によりゴミが釣り場に残されるケースが多くなっています。
釣り場のゴミ問題で、多くの釣り場が「釣り禁止」や「閉鎖」されているので、ゴミは絶対に持って帰ってください。
【エサで釣り場を汚したら洗う】
釣りで使うエサによって釣り場が汚れて、「釣り禁止」や「閉鎖」になるケースも多発しています。
特にサビキ釣りで使う「撒きエサ(アミエビ)」は、周辺に飛び散りやすく、そのまま放置していると悪臭を放ったり、ハチなどの虫が寄ってきます。
そのため、釣り場を汚してしまったら、バケツなどで海水を汲んで、洗い流すようにしましょう。
【小さい魚はリリース】
今回ご紹介したサビキ釣り・チョイ投げ釣り・探り釣りでは、まだまだ赤ちゃんサイズの小さな魚が釣れることがよくあります。
赤ちゃんサイズを持って帰ると、その釣り場の魚がどんどんと減っていってしまいます。
小さな魚は持ち帰らず、食べれるサイズを食べる分だけ持ちかえることを心がけてください。
初心者におすすめの釣り方3選を徹底解説|関連記事
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