今回は、雨でも濡れずに釣りが楽しめる車中釣りをご紹介します。
車中釣りとは
車中釣りとは、その字の通り『車の中から釣りをする方法』です。
雨の日は、濡れずに魚釣りができる車中釣りが快適で、意外と釣れるのでハマる人が続出。
車内という限られたスペースの為、使用できるタックルに制限はありますが、様々な釣りが楽しめます。
雨の日の車中釣りを成功させる3つの要素
【車が横付けできる漁港や防波堤】
まずは、車中釣りの絶対条件【車が横付けできる漁港や防波堤】が必要。
竿から糸を垂らせば、その下は水!くらい横づけできる場所がベストです。
【上方向にリアハッチドアが開く車】
雨をしのげて、車内から釣りをするためには、大きく開くドアが必要。
ドアで一番大きく開くのはリアハッチなので、リアハッチが上方向へ開いて屋根代わりになる車がベストです。
【手前から水深のある漁港・堤防】
車を横付けできる場所があっても、手前が浅いと魚はいません。
そのため、できる限り手前から水深のあるポイントを選ぶのがおすすめです。
雨の日の車中釣りで楽しめるおすすめの釣り方
車中釣りは限られたスペースで釣りをするため、釣り方が限られます。
では、車中釣りはどんな釣り方ができるのかご紹介します。
チョイ投げ釣り
2m前後の竿に軽いオモリを使って、近くにいる魚を狙うチョイ投げ釣りは、車中釣りにおすすめです。
なお、ちょい投げ釣りの詳しい説明は、こちらの記事をご覧ください。
サビキ釣り
仕掛けを真下に落としてアジやイワシを狙うサビキ釣りは、車中釣りでもできます。
ただ、コマセエサとして使うアミエビが車内に付かないように注意が必要です。
・ぶっこみ釣り
エサを付けて投げこむだけの、ぶっこみ釣りも車中釣りで楽しめます。
ぶっこみ釣りは、エサによって大物も狙える魅力的な釣り。
車中釣りで大物を狙う方におすすめです。
・ライトゲーム
車中釣りでは、ワームや小型ルアーを使ったライトゲームもできます。
ランガンはできませんが、魚が溜まる場所に駐車できた時はライトゲームで根魚やアジなどを狙うのもおすすめです。
雨の日の車中釣りが意外と釣れる2つの理由
雨の日は人が少ない。
魚は人の気配を感じると、警戒心してエサを食べなくなりますが、人が少ない雨の日は魚の警戒心は少なくなります。
このことから、人が少ない雨の日は魚が釣れやすいという事につながります。
雨がプラスに働く事もある
雨はマイナスイメージが強いですが、魚にとって雨は必ずしもマイナスではなく、プラスに働く事もあります。
例えば、水温が高いときに雨が降れば、水温が下がって魚が動きやすくなったり、雨雲によって太陽がさえぎられて魚の警戒心が薄れるというプラス要素もあります。
雨の中、実際に車中釣りをした様子
【車中釣りのライトゲームで魚をキャッチ!】
ドアを屋根代わりに、ラゲッジスペースに座ってライトゲーム!
ジグヘッドにアオイソメを付けてキャストすると、カサゴやエソが釣れて雨でも釣りを楽しむことができました。
今回車中釣りをしたときに使ったタックルをご紹介。
【ロッド】
鱒レンジャー
本来、トラウトフィッシングに使われるロッドですが、グラス製で、よく曲がるので色んな釣りに使えます。
短くて扱いやすいため、限られたスペースする車中釣りにはおすすめです。
【リール】
ストラディックC2000S
中価格帯のリールですが、巻き心地が良く、耐久性もあるのでコストパフォーマンスが高いです。
車中釣りでチョイ投げやライトゲームを楽しむにはおすすめです。
【アジング用ジグヘッド】
アジング用ジグヘッドは使い勝手が良く、ワームを付けてライトゲームや、エサを付けてチョイ投げ釣りでも使えます。
車中釣りにおいては必須アイテムです。
【パワーイソメ】
ジグヘッドにつけて、投げてゆっくり巻いてくるだけで魚が釣れちゃう超万能アイテム。
本物のエサじゃないのに釣れるの?と疑問をお持ちの方はこちらの記事をご覧ください。
雨に濡れず釣りが楽しめる車中釣りのまとめ
雨の日でも快適に釣りがしたいという釣りバカにとって車中釣りはかなりおすすめ!(笑)
雨の日にどうしても釣りがしたいときは、今回ご紹介した車中釣りがおすすめです。
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