【チヌ釣り】スイカでチヌを釣る方法を詳しくご紹介します。

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スイカで魚を釣ると聞くと、ふざけていると思われるかもしれませんが、超雑食性のチヌにとって、スイカは意外な特効エサになる時があります。
今回は、特に夏から秋にかけての高水温時に、強いチヌのスイカ釣りのタックルやエサの作り方をご紹介します。

目次

スイカで釣るチヌ釣りとは

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超雑食性で知られているチヌですが、エビやカニ・小魚などの動物性のエサから、コーンなどの植物性のエサまで何でも食べてしまう魚です。
いろんな物がエサになるなかでも、スイカはチヌ釣りにおいて、夏から秋にかけて水温が高いときの特効エサとなるのです。

スイカがエサとして知られるようになったきっかけは諸説ありますが、夏に食べたスイカを海に捨てるとチヌが寄ってきて食べたなどがきっかけの様です。
知る人ぞ知るエサのようですが、実際にスイカをエサとして釣っている人はあまり見かけません。
しかし、日本海側では爆釣するエサと人気が高くなったこともあるくらい、実は信頼できるエサなのです。

スイカで釣るチヌ釣りの魅力

「釣れると大型が多い」

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この釣りの魅力は、釣れれば大きいという点です。
理由は詳しくはわかっていないみたいですが、チヌのスイカ釣りの外道とぢて釣れるアイゴやグレでも大型が多いのです。

スイカというエサは大型の魚に人気みたいですね。
ちなみにスイカはエサ取りにも強く、エサ取りが多くて釣りにならない時でも有効です。

スイカで釣るチヌ釣りのタックル

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この釣りのタックルは、基本的に浮きフカセ釣りと同様のタックルでOKです。

●ロッド
ロッドは浮きフカセと同じく、1号から1・5号くらいの磯竿が良いです。

●リール
リールは2500番から3000番くらいのスピニングリールが取り回しやすいです。
フカセ釣りの様になるので、レバーブレーキ付きリールでもOKです。

●ライン
メインのラインは、ナイロンラインの2号くらいを巻けば問題ありません。
ウキ釣りになるので、出来るだけ水より比重の軽いラインを使うと釣りがしやすいです、

●ハリス
ハリスはフロロカーボンの1.5から2号を使用。
堤防の際などで根ずれする場合があるので、擦れに強いフロロカーボンラインがおすすめです。

●ウキ
ウキは、自立ウキや円錐ウキなど種類は問いませんが、仕掛けを投入する際に出来るだけ遠投できるウキを選ぶのが良いです。
このチヌのスイカ釣りは、コマセと一緒に沖へと仕掛けを流すことが多いので、遠投性を重視しましょう。

●ハリ
チヌのスイカ釣りは、スイカをつけるので、針は大きい方が良いです。
その為、チヌ針の5号くらいを使用しましょう。

チヌのスイカ釣りのエサ

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この釣りで一番重要なのが付けエサのスイカです。
付けエサ作りは、丁寧にしっかりとしたものを作れば大型連発も期待できます。
しかし、中途半端なエサで挑むと思うような釣果は得れませんので、手順通りしっかりと作りましょう。

◇コマセ作りの手順

1.スイカを半分に切って、さらに実の部分を網目状に切る。

2.網目状に切った実だけを取り出す。この際、硬い皮の部分も細かく切っておいても良い。

3.取り出した実をバッカンやバケツに入れて砂糖を入れてかき混ぜる。
 ※砂糖は多めに入れると良い、少ないと比重が重くならないので、中玉のスイカ1つに対して500gの砂糖を目途に入れる。

◇付けエサ作りの手順

1.スイカと砂糖を用意し、スイカを半分に切る。(付けエサのみであれば、小玉スイカ1個分が目安)

2.包丁かナイフで中央部分から縦と横に切れ込みを入れる

3.2で入れた切れ込みから、網目状に切っていく。切るサイズの目安は2センチ四方の立方体。

4.出来るだけ真ん中の甘い部分を主体としてタッパなどの入れ物に取り分けて、スイカ全体にいきわたるように、砂糖を多めに掛けて、冷蔵庫に入れる

5.冷蔵庫に入れて2.3時間ほどしたら、一旦タッパの下に溜まった水を捨てて、再びスイカ全体にいきわたるように砂糖を掛けて冷蔵庫へ。

6.タッパに溜まった水を捨てて砂糖を掛けて冷蔵庫で2.3時間冷やしてという工程を5回ほど繰り返せば、水分が無い比重の重いスイカが出来上がる。

チヌのスイカ釣りに適したポイント

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チヌのスイカ釣りをする場所は、基本的には浮きフカセ釣りと同様、堤防などです。
この釣りの強みは、エサ取りが多い場所であってもエサ取りをしっかり避けてチヌを狙えるという点なので、エサ取りが多いポイントでもあまり気になりません。

ただ、スイカというエサを使用する上で、向かい風であるとコマセで撒いたスイカや付けエサのスイカが岸に寄せられてしまい、釣りにならないので、追い風が吹くポイントを選ぶのが良いでしょう。
また、波が立ちやすい磯や波っ気のある浅場があれば、チヌのスイカ釣りの絶好ポイントです。

もし、波っ気のある浅場が無い場合は、ウキ下を長くとって、深場を狙うと数は期待できませんが、釣果は出ます。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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