日本海の新潟県沖に浮かぶ佐渡島は、周囲を暖流が流れているので日本海の中ではやや温暖な環境でありますが、魚自体は暖流系の魚から寒流系の魚まで種類が豊富でまさに日本海に浮かぶ、釣り人憧れの島です。
今回は、そんな佐渡島の釣り場情報 釣れる魚やポイントをご紹介します。
釣り場としての【佐渡島】

日本国内の島としては沖縄本島に次いで2番目の広さがあります。
島の周囲は約260㎞で、人口は約6万人、新潟県の厳しい寒さと言うイメージがありますが、周囲の海は暖流に囲まれているので、新潟本土より積雪は少ないイメージです。
釣り場としては、春から秋がベストシーズンで、季節に応じてさまざまな魚が釣れ盛ります。
ただ、冬は海が荒れ狂う事が多くなるので釣りをするには少し厳しい。
ただ、冬でも風向きによって島のどこかは必ず風裏になるので、一年中釣りをする事ができる海釣りパラダイスです。
【佐渡島】で狙える主な魚
「チヌ」
佐渡島のチヌはゴールデンウィーク頃からのっこみが始まって、初冬まで釣れ続く人気ターゲット。
釣り方は浮きフカセ釣りが人気ですが、ダンゴ釣りで狙う人も多い。
季節によって磯がよかったり堤防が良かったりするので、状況に応じて釣り場を変えていけば数・サイズともに良い結果がついてきます。
「アオリイカ」
佐渡島では秋の新子イカ狙いがメイン。
春の親イカシーズンも狙えないことはないですが、実績はあまりありません。
「ホッケ」

ホッケは寒流系の魚なので、釣れる時期は春先前後です。
群れに当たれば入れ食いも可能であり、美味しい魚の為、釣れたら非常に嬉しいです。
ただ、暖かくなるにつれ、パッと姿を消す魚です。
「根魚」
無数にある磯場や島内の漁港ではカサゴやアイナメなどの根魚が多く釣れます。
寒い時期に元気になる根魚は、釣り物が少ない冬の良いターゲットです。
ワームを使ったロックフィッシュゲームがおすすめです。
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「青物」
青物は春と秋が良いシーズン。
秋は40cm程度のハマチが多いですが、秋になれば60cmを超えるメジロ級や80cmを超えるブリ級も狙えます。
ショアジギングタックルを片手に地磯をまわるのは非常に楽しく、ドキドキします。
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「マダイ」
磯からの浮きフカセ釣りでマダイを狙う人が多いです。
チヌを狙っているとマダイが釣れたり、マダイを狙っているとチヌが釣れたりします。
マダイを狙うのであれば春か秋がおすすめです。
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「アジ」
佐渡島では30センチを超える大型のアジが釣れます。
チヌのフカセ釣りの外道で釣れたりもしますが、堤防などでのアジングでも釣れます。
30cmを超えるアジをアジングロッドで掛けるとその引きはなかなかのもので、引き味を存分に楽しめます。
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【佐渡島】の主なポイント
「矢柄の沖磯」
全体的に水深があり、チヌやマダイ・青物などが釣れる磯が集まっているエリア。
渡船で渡してもらう必要がありますが、釣果が期待できる有名なポイントです。
「藻浦崎」
磯場やテトラ帯などが広がっていますが、チヌの好釣り場。
隣接する堤防ではチヌが入れ食いになる事もあります。
「鷲崎港」
佐渡島の中でも比較的規模の大きい漁港です。
夏前後のチヌ狙いでは実績が高く、50cmオーバーのチヌも狙えます。
【佐渡島】の釣り場情報 釣れる魚やポイントをご紹介まとめ

佐渡島へ行くには、新潟か直江津からフェリーで行くのが便利です。
料金や運行時間はカーフェリーのHPを確認しましょう。
また、宿泊施設や渡船などは島へ行く前から予約しておくことをおすすめします。
春夏秋冬によって様々な魚が釣れ盛る佐渡島は釣り人垂涎の釣りパラダイスです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊