東京湾には港湾施設を守るため、多くの沖堤防が作られています。
そこで今回は、東京湾に点在する沖堤防の釣り場情報と釣れる魚や釣り方をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
・東京湾の沖堤防について知りたい
・東京湾の沖堤防で釣れる魚が知りたい
釣り場としての『東京湾の沖堤防』
沖堤防は高波から港や船舶を守るためもので、東京湾の沿岸部が埋め立てられるのと同時に数が増えていきました。
『沖』という釣りにとっては好条件がそろう場所にあり、多くの釣り人が通う人気フィールド。
沖を回遊する大型魚や堤防を棲み処にする魚など、ターゲットには1年中困りません。
『沖堤防』で釣りをするメリット
沖堤防は船で渡る手間・費用は発生しますが、主なメリット2つはあります。
1つ目のメリットが、陸続き寄りの堤防よりも圧倒的に魚影が濃い事です。
沖に存在する堤防なので、水深があり、その分魚をストック量も大きいため、魚影が濃くなります。
2つ目のメリットが人が少ないという点です。
船で渡る手間と費用が発生するため、陸続きの堤防よりも人が少なくて釣りがしやすいのがメリットです。
東京湾の釣りが出来る沖堤防
【横浜防波堤】
10か所の堤防がある歴史ある釣り場。
クロダイ・シーバス・アジ・根魚など、あらゆる種類の魚が狙えます。
【川崎新堤】
川崎新提は東京湾にある沖堤防の中で最も長い堤防です。
足場が良く初心者にもおすすめ。
クロダイのヘチ釣り・シーバスのルアーフィッシングなどを始め、サビキでアジやちょい投げで根魚などあらゆる釣りの好フィールドです。
【野島防波堤】
金沢八景の沖合にある沖堤防。
釣りができる堤防は全部で5つあり、クロダイ・シーバス・カレイ・根魚が狙えます。
【木更津防波堤】
A~D提まで4つに分かれた沖堤防。
その全長は約3㎞ほどと長く、水深は3~6mと少し浅いのが特徴。
狙える魚種はクロダイを始め、シーバスやカレイ、カワハギと豊富です。
【長浦防波堤群】
長浦工業地帯から伸びる3つの堤防が釣り場です。
その3つの堤防ではクロダイ・アイナメ・アジ・メバルなど狙える魚種は豊富。
初心者にもおすすめです。
【鳥浜防波堤】
鳥浜防波堤はパイプで出来た基礎にケーソンを乗せた構造が特徴の沖堤防。
そのため、潮が通りやすくて多くの魚を狙えます。
沖堤防を利用時の注意点
・ルールの確認が必要
・万全な準備が必要
・渡船の予約や確認が必要
『ルールの確認が必要』
東京湾の沖堤防には各堤防ごとにルールが決められている場合があります。
例えば、ダンゴエサやコマセエサが禁止・スパイクシューズ禁止など、ルールがあるので目的の沖堤防が決まれば、利用する渡船屋さんに確認するのがおすすめです。
『万全な準備が必要』
複数の堤防に渡船客を降ろしていくため、自分の目的の堤防についたら速やかな下船を出来るように準備が必要です。
荷物は最低限で、動きやすい装備で行くのがおすすめです。
また、ライフジャケットなどの安全を守る装備は必ず準備していきましょう。
『渡船の予約や確認が必要』
渡船と言ってもタイプはさまざまです。
一定の客が集まらなければ欠航したり、天候により欠航したり、利用客が多すぎて予約が必要の事もあるので、渡船屋さんに確認や予約をしておくのがおすすめです。
『東京湾の沖堤防』で釣れる主なターゲット
【クロダイ】
沖堤防のメインターゲットがクロダイ。
主にヘチ釣り・落とし込み釣りで狙うのが人気で、東京湾ではクロダイの稚魚放流などを行っている団体もあります。
なお釣り方は、気軽にチヌが狙える『 パワークラブの落とし込み釣り 』がおすすめ。
こちら↓の記事では、『 パワークラブの落とし込み釣り 』の「釣り方」「コツ」など詳しく解説しているので、手軽にチヌを狙ってみたい方はぜひご覧ください。
【シーバス】
ルアーの進化により、日中でも数釣りが可能になったシーバスは東京湾沖堤防の人気ターゲット。
イワシやコノシロなどの小魚がいれば、70cm・80cmを超える大型のシーバスも狙えます。
なお、【沖堤防のシーバスゲーム】については、↓こちらの記事で「釣り方」「おすすめタックル」など詳しく解説しているので、沖堤防でシーバスを狙う方はご覧ください。
【青物】
イナダ・サワラ・カツオなどの青物が回遊していれば、東京湾の沖堤防から狙う事ができます。
釣り方は、ルアーやメタルジグを使ったショアジギングが大人気。
なお、↓こちらの記事では「ただ巻くだけ」で青物が釣れるルアーを7つ紹介しているので、青物狙いのルアーに迷っている方はmぜひご覧ください。
【アジ】
アジは初心者でも釣りやすいターゲットのひとつです。
東京湾の沖堤防では、夏から秋にかけてサビキ釣りでアジの数釣りが楽しめます。
釣り方は、初心者の方でも大漁が期待できる「カゴサビキ釣り」がおすすめ。
なお、「カゴサビキ釣り」については、↓こちらの記事で「釣り方」「仕掛け」などを詳しく解説しているのでアジを狙う方はご覧ください。
【根魚】
海底に岩や岩礁帯が多いエリアでは、アイナメやカサゴなどの根魚が狙えます。
ちなみに、根魚は水温が下がる冬でも釣れるありがたい魚で、釣り方はワームを使うロックフィッシュゲームがおすすめ。
なお、ロックフィッシュゲームについては、↓こちらの記事で「釣り方」「おすすめタックル」「ワーム」など詳しく解説しているので、根魚を狙う方はご覧ください。
【カレイ・シロギス】
海底の質が砂地であれば、砂地を好むカレイ・シロギスが狙えます。
狙い目の季節については、「カレイは冬」、「シロギスは夏前後」がおすすめ。
なお、↓こちらの記事では「カレイ」「シロギス」それぞれの「釣り方」「仕掛け」などを詳しく解説しているので、狙いの魚にあわせてご覧ください。
【東京】東京湾の沖堤防|釣り場情報・釣れる魚・釣り方をご紹介|まとめ
東京湾には多くの沖堤防が点在します。
その沖堤防は水深や地質の差などはあるもの、どれも釣り場としては良い場所です。
事前の準備をしっかり行い、楽しい沖堤防フィッシングをしてください。
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